レノボ・ジャパン、ThinkPad用バッテリーを自主回収へ

 レノボ・ジャパンは3月2日、ThinkPad用9セル拡張バッテリーの自主回収・無償交換を行うと発表した。今回の措置は、米国レノボが3月1日(米国時間)に明らかにした約20万5千個のバッテリーの自主回収に伴うもの。

 レノボによると、回収対象となったバッテリーが外部から強い衝撃を受けた場合、そのバッテリーを含むノートPCが過熱し、ユーザーに被害を及ぼす可能性があるという。

 国内販売製品で回収対象となるのは、ThinkPad T60pシリーズの一部に同梱されて出荷された9セル拡張バッテリーとThinkPad Z60m/Z60p/T60/R60シリーズ用オプション製品の9セル拡張バッテリーのうち、2005年11月から2007年2月の間に販売されたもの。ThinkPad T60pシリーズでは購入時にバッテリーを6セルもしくは9セルのものから選択することができるが、6セルのバッテリーは回収対象にはなっていない。

 手持ちのバッテリーが回収対象製品かどうかは、以下のWebページで確認することができる。

●バッテリー自主回収のお知らせ
http://www.ibm.com/jp/pc/support/battery.html

 このページで回収対象バッテリーであることが確認できた場合は、そのまま交換の手配が行える。また、今回の自主回収についての問合せは下記の窓口でも受け付けている。

●レノボ PC特設窓口
TEL:0120-277-874
受付時間:10:00~18:00

レノボ・ジャパン
http://www.lenovo.com/jp/ja/