Intel:ノート用「Extreme」 最強プロセッサー

 米Intelは7月16日(米国時間)、ノートパソコン用のプロセッサーの最上級機種「Core 2 Extreme X7800」を発表した。同社は従来、デスクトップ用の高性能機種を「Extreme」と名付け、他の製品と差別化していたが、ノート用でも同様の上級機種を投入する。デスクトップからノートへ重点を移す戦略の一環とみられる。

Dell、ノートブックPCモデル9種のディスプレイを無料交換――画面上に幅1ピクセルの縦線が入る不具合で

 米国Dellは6月19日、同社が販売するノートブックPCの一部の液晶ディスプレイ(LCD)に幅1ピクセルの縦線が入ることをWebサイト上で複数のユーザーに指摘されたのを受け、対象となるノートブックPCモデル9種で、LCDの無料交換を開始していることを明らかにした。

パソコン:ノートとデスクトップ、出荷台数で主従が逆転へ

 調査会社の米IDCは6月12日(米国時間)、米国市場では来年以降、ノートパソコンの出荷台数がデスクトップ型の台数を上回り、初めて逆転するとの見通しを明らかにした。08年はデスクトップ型が3480万台に減る一方、ノート型が3730万台に増加する。ノート型の値下がりで、世界的に乗り換えの動きが強まっている。

東芝、光学ドライブ搭載で900gを切るモバイルノートPC「dynabook SS RX1」

 東芝は6月5日、モバイルノートPC「dynabook SS」の新シリーズ「dynabook SS RX1」を6月22日から順次発売すると発表した。記憶媒体に世界初の容量64MBフラッシュメモリを採用し、12.1型ワイド液晶と光学ドライブ搭載で900gを切る軽量・薄型ボディを実現したのが特徴。従来のHDD搭載モデルも用意し、カスタマイズが可能な企業向けモデルと、個人・家庭向けの3モデルを販売する。

東芝:AMDと取引再開 Intel独占を修正

 東芝は米国で5月29日(現地時間)、一部のノートパソコンで米AMDのプロセッサーを採用すると発表した。東芝は02年ごろからAMDとの取引を停止、米Intel一辺倒になっていたが、関係を再開する。AMDは「Intelが日本のメーカーに取引を中止させた」として、05年に公正取引委員会の排除勧告を実現させており、その努力が実った形になる。

IntelのPowerTOPでLinuxノートPCのバッテリ持続時間を延ばす

 最近IntelがリリースしたPowerTOPユーティリティは、Linuxカーネルの電力効率を高めるカーネル開発者の取り組みの上に構築されたものだ。PowerTOPを使えば、どのアプリケーションが最も電力を消費しているかのスナップショットが得られる。そうしたアプリケーションを終了するかその動作を変更すれば、すぐにでもバッテリの持続時間を延ばせるはずだ。

ソニー、約22.5mmのスリムノートPC、「VAIO」発売10周年を記念して

 ソニーは5月17日、個人向けパソコン「VAIO(バイオ)」の07年夏モデル第2弾を発表した。ラインアップは、ノートPC「type T」4機種、「type F」「type N」各1機種、ハイエンドデスクトップPC「type R master」の計4シリーズ10機種で、「type T」「type R master」は、店頭販売の標準モデルとカスタマイズ可能な「VAIOオーナーメードモデル」を用意する。