米VMwareの事業部門であるSpringSourceのRabbitMQ開発チームは8月25日、オープンソースのメッセージングシステム最新版「RabbitMQ 2.0」を公開した。RabbitMQのWebサイトより入手できる。
「Symbian」と「Snow Leopard」をサポートした「Qt 4.6」が登場
フィンランドNokiaは12月1日(オスロ時間)、オープンソースのクロスプラットフォームUI/アプリケーション開発フレームワークの最新版「Qt 4.6」を発表した。携帯電話向けOS「Symbian」など対応プラットフォームが増え、グラフィック機能も強化されている。
米MySpace、.NET向けのMapReduce技術「Quizmt」をオープンソースに
米MySpace(米News Corp傘下)は9月15日(米国時間)、自社分散コンピューティングフレームワーク「Quizmt」をオープンソースとして公開した。C#.NETで実装、.NETやWindowsシステムで“MapReduce”コンセプトを利用できるとしている。
レッドハット、JBoss移行を促進する技術情報サイト開設
レッドハットは2009年7月16日、既存の商用ミドルウェアから「JBoss Enterprise Middleware」へ移行するために必要な技術情報を提供するWebサイト「JBossマイグレーションリソースセンター」を開設した。日本語ドキュメントの無料提供などで移行を促す。
Windowsアプリを動かせる「CrossOver 8.0」のMac版とLinux版がリリース
米CodeWeaverは6月16日(米国時間)、Windows互換性ツール「CrossOver 8.0 Mac」「CrossOver 8.0 Linux」を発表、提供を開始した。価格は39.95ドルより。同ソフトウェアを利用して、IntelベースのMacとLinux上でWindowsアプリケーションを動かせる。
モバイルLinuxのLiMo、「Release 2」の仕様を完成
携帯電話向けLinuxの業界団体LiMo Foundationは6月2日、最新のプラットフォーム「LiMo Platform Release2(R2)」の仕様策定を完成したことを発表した。今年秋にも関連ドキュメントを公開する。R2搭載端末は、早ければ第4四半期に登場するという。
米Red Hat、JBossミドルウェアのオープン戦略を発表
米Red Hatは6月1日(米国時間)、最新のアプリケーションプラットフォーム戦略「JBoss Open Choice」を発表した。開発者は、JBossミドルウェアで好みのJava開発フレームワークなどのプログラミング手法を利用できるオープン戦略となる。
米Ingres、JBossミドルウェアをバンドルした「Development Stack for JBoss」発表
米Ingresは5月27日(米国時間)、米Red HatのJBossミドルウェア/開発ツールをバンドルした「Ingres Development Stack for JBoss」を発表した。WindowsとLinux版(ともに32ビット)を用意、90日間無償の評価版をダウンロードできる。
JBoss、オープンソースのルールエンジン「Drools 5.0」リリース
米Red Hatのミドルウェア部門JBossは5月22日、オープンソースのJavaルールエンジン「Drools 5.0」を発表した。これまでのビジネスルール管理からスコープを拡大し、ビジネスロジック統合プラットフォームと位置づけている。
NRI、「OpenSSO」を利用した統合ID管理ソリューション
野村総合研究所(NRI)は2009年5月21日、オープンソースのシングルサインオンソフト「OpenSSO」を利用した統合ID管理ソリューション「OpenStandiaソリューション/統合ID管理」の提供を開始した。OSSで業務システムを構築するためのシステム基盤「OpenStandia」の新ラインアップ。
レッドハット、PremierパートナープログラムをJBoss製品に拡大
レッドハットは2009年5月21日、オープンソースミドルウェア製品「JBoss Enterprise Middleware」の最上位パートナープログラム「JBoss Premier Business Partnerプログラム」を発表した。高度なサポートの要求に応えられるパートナー企業を認定し、JBoss Enterprise Middlewareの拡大を目指す。第一号として沖電気工業と契約した。
米Red Hat、ビジネスルール管理ソフトウェア「JBoss Enterprise Business Rules Management System」を発表
米Red Hatは5月19日(米国時間)、ビジネスルール管理ソフトウェア「JBoss Enterprise Business Rules Management System(BRMS)」を発表した。ビジネスルールの作成、管理、実装、変更を容易に行うことで、システムに柔軟性をもたらすという。
Apache、DIコンテナ「HiveMind」プロジェクトを停止へ
Apache Software Foundation(ASF)の開発者は4月22日、コミッターの投票により、DI(Dependency Injection)コンテナ「Apache HiveMind」のプロジェクト活動を中止することを決定したと報告した。HiveMindの後継は、「Apache Tapestry」のIoC(Inversion of Control)コンテナとなる。
NEC、基幹システム向けのOSSミドルウェアのサポートを強化
NECは2009年4月10日、オープンソースソフトで基幹システムの構築・保守を支援する「OSSミドルウェアサポートサービス」を強化すると発表した。NTTデータが中心となって開発する統合運用管理ソフト「Hinemos」の構築・保守サポートと、「SUSE Linux Enterprise Server(SLES)」上で動作するミドルウェアの構築・保守サポートを開始。同日から提供を開始した。今後2年間で2億円の販売を見込む。
日立システム、レッドハットと提携してOSSソリューションを強化
日立システムアンドサービス(日立システム)は2009年4月9日、レッドハットとパートナー契約を締結、同社のオープンソース製品をラインアップに追加したと発表した。レッドハットの「JBoss Enterprise Middleware」を加えて、自社の「オープンソース・トータルソリューション」を強化する。
ネッツ、通信ミドルウェア「Sebrio」に異なるOS向けライセンスのセット製品
ネッツ(本社:東京都国分寺市)は、異機種間通信ミドルウェア製品「Sebrio(セブリオ)」で、異なるOS向けパッケージを1ライセンスずつセットにした「OneOneパッケージ」を2009年4月1日発売する。Windows版、Linux版、Solaris/ x86版、Solaris/SPARC版の各製品の組み合わせを用意した。
フィオラノ、SOAプラットフォーム最新版および低価格で導入できるスターターキットを発売
統合ミドルウェアのフィオラノソフトウェア(本社:東京都港区)は2009年3月4日、SOAプラットフォームの最新版「Fiorano SOA 9」をリリースした。また、Fiorano SOAベースで小規模から中規模のSOAを低価格で導入できる「Fiorano SOAスターターキット」の販売を開始した。
レッドハット、オープンソースポータル新版「JBoss Enterprise Portal Platform 4.3」
レッドハット(本社:東京都渋谷区)は2009年2月17日、ポートレット新標準に完全準拠したオープンソースポータル製品の最新版「JBoss Enterprise Portal Platform 4.3」の提供を開始した。企業ポータルの構築向けで、アップグレードや修正プログラムを含む年額サブスクリプション価格は4CPUあたり140万4000円から(税別)。
米Red Hat、JBossマイグレーションを促進するコミュニティ「JBoss MASS」立ち上げ
米Red Hatは2月11日(米国時間)、自社ミドルウェア体系「JBoss Enterprise Middleware」へのマイグレーション促進を目的としたオープンソースコミュニティ「JBoss MASS(Maigration Assistance)」を結成したことを発表した。パートナーとともに、コミュニティとしてJBossの採用を促進する。
米Red Hat、「JBoss Hibernate Search 3.1」リリース
米Red Hatは12月17日(米国時間)、自社が支援するJBoss開発チームがHibernateの全文検索エンジン最新版「JBoss Hibernate Search 3.1」GA版をリリースしたことを発表した。性能や安定性などが強化された。同プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。