米Red Hat、JBossマイグレーションを促進するコミュニティ「JBoss MASS」立ち上げ
米Red Hatは2月11日(米国時間)、自社ミドルウェア体系「JBoss Enterprise Middleware」へのマイグレーション促進を目的としたオープンソースコミュニティ「JBoss MASS(Maigration Assistance)」を結成したことを発表した。パートナーとともに、コミュニティとしてJBossの採用を促進する。
JBoss MASSは、プロプライエタリミドルウェアからJBossへのマイグレーションを促進するオンラインコミュニティ。マイグレーションツールとリソースを集め、JBossミドルウェアへのマイグレーションを容易に行えるようにする。パートナー企業が参加するコミュニティとして展開することで、顧客はJBossマイグレーションに関する専門知識にすぐにアクセスできるという。
まずは、「JBoss Enterprise Application Platform」へのマイグレーションツールの提供、マイグレーションに関するベストプラクティスや知識を共有できるリソースセンターの開設からはじめる。
同コミュニティには現在、同社が買収したAmentraのほか、米Unisys、米Exadel、米Applied Engineering Management(AEM)のSI事業部門Vizuriなどの企業が参加している。
Red Hatは同日、JSR-286をサポートしたポータルサーバー「JBoss Enterprise Portal Platform 4.3」の一般提供を開始したことも発表している。
米Red Hat
http://www.redhat.com
JBoss MASS
http://www.jboss.org/projects/mass