米Red Hat、JBossミドルウェアのオープン戦略を発表

   米Red Hatは6月1日(米国時間)、最新のアプリケーションプラットフォーム戦略「JBoss Open Choice」を発表した。開発者は、JBossミドルウェアで好みのJava開発フレームワークなどのプログラミング手法を利用できるオープン戦略となる。

 JBoss Open Choiceは、さまざまなプログラミング手法と実装モデルに対応する共通のアプリケーションプラットフォームを提供するアプリケーションサーバープラットフォーム。顧客は、JBossの信頼性、可用性、拡張性、管理機能はそのままに、各種開発フレームワークや言語、プログラミングモデルを利用できる。エンタープライズにおけるJava開発の変化に対応する、と述べている。

 中核となるのは、最新のアプリケーションプラットフォームアーキテクチャ「JBoss Microcontainer」。サービスとプログラミングAPIをコアのアプリケーションプラットフォームから分離できるため、開発者は単一の運用プラットフォームを維持しつつ、プログラムモデルの変化と進化を活用できる。これにより、アプリケーションの開発と実装を容易にし、開発者に選択肢を提供するという。

 同日、Open Choiceの初のソリューションとして、最新のJavaアプリケーションサーバーポートフォリオを発表した。アプリケーションプラットフォーム、Webプラットフォーム、Webサーバーの3種類のサーバーランタイムを含むアプリケーションサーバープラットフォーム、「JBoss Hibernate」「JBoss Seam」「JBoss Web Framework Kit」を含むJavaアプリケーションフレームワーク、「JBoss Developer Studio」「JBoss Operations Network」で構成されるツールを含み、シンプルなWebアプリケーション、軽量/リッチなJavaアプリケーション、Java EEベースのアプリケーションなどさまざまなシナリオに対応するという。

米Red Hat

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