Mozillaは8月17日、Androidアプリ「Webmaker for Android」を発表した。Android端末上でWebサイトの作成ができるアプリで、ユーザーが構築しているコンテンツを発見したり、共有することもできる。
インターネットは文学の敵か
New York Timesの記事でも取り上げられていたが、米連邦政府の文化振興助成機関、全米芸術基金(National Endowment for the Arts, NEA)が最近出した報告によれば、アメリカの成人のうち文学作品を読む人の割合が、調査開始以来25年で初めて増加に転じたと言う。しかも、最も上昇率が高かったのは18歳から24歳のいわゆる若年層だった。
コア・ディメンションなど、Open Simを利用した3D仮想体験空間「Open Kansai」提供開始
コア・ディメンション(本社:大阪市)とフューチャースピリッツ(本社:京都市)は2008年11月28日、オープンソースの仮想空間サーバ「Open Sim」を利用した3D仮想空間サービス「Open Kansai」の提供を開始した。3D仮想空間の導入を検討する企業担当者向けに、仮想空間利用イメージを体験できるよう無料開放する。
米GNUveau Networksが遠隔地向けにLinuxを使った太陽電池式コンピュータネットワークを構築(動画)
米GNUveau NetworksのScott Johnsonが太陽電池式のインターネット「ハブ」システム(Ubuntu GNU/Linuxで動作)を開発し、フロリダ州のデイトナビーチにある自宅で受注生産している。目標は電話も電気も使えない、回線の通じない場所でもコンピュータとインターネットを使えるようにすることだ。夢物語ではない。現実にSolarNetOneという装置が今もアフリカで稼動しており、ワイヤレス接続と「インターネットカフェ」によるネット利用を多数の人々に提供している。このシステムは既製品を使用しているが、Scottは12V駆動でより省電力なものに改良した。Scottが言うには、太陽電池式のコンピュータ装置では「消費電力が肝心」だそうだ。
ライブドア、サーバ監視サービス「DATAHOTELパトロール」を無償提供
ライブドア(本社:東京都新宿区)は2008年9月8日、サーバの死活状態を監視するサービス「DATAHOTELパトロール」を無償で提供開始した。ショッピングサイトやコンテンツサイトを運営している企業・個人向けで、24時間体制で監視し、障害が発生した場合に自動的にメールで通知する。
OSCONで審問を受けたOpenID
OpenIDは万能薬といえるのか、それともただの気休めなのか。あるいはその中間的なものだろうか。さまざまなとらえ方をしている人々の注目がOSCON 2008の水曜午後の中央ステージに集まった。そこで行われた“OpenIDの批判的検討(A Critical View of OpenID)”というセッションは批判とはほど遠い内容で始まったが、その興味深さは質疑応答に入ってさらに増した。
ngiラボとウノウ、オンラインのスクラップブックサービス「clipp」β版
ngi groupのngiイノベーションラボ(ngiラボ、橋本大也所長)とウノウ(山田進太郎社長)は7月18日、ネット上でユーザーが気になったサイトの文章などを共有できるオンラインのスクラップブックサービス「clipp」を発表し、ベータ版を、ウノウが運営する「ウノウラボ」で公開した。
SNSは企業の競争力に大きな影響を与えると米Gartner
調査会社の米Gartnerは7月10日(オーストラリア時間)、企業とSNS利用に関する報告書を発表した。SNSは一般消費者主導で発展しているが、企業の競争力強化に影響を与えることが期待されており、企業はその動向に注意すべきだとアドバイスしている。
米IBMとLinden Lab、仮想世界間のアバター移動に成功
米IBMと米Linden Labは7月8日(米国時間)、IBMの仮想世界「OpenSim」とLinden Labの「Second Life Preview Grid」の間でアバターの移動に成功したことを発表した。仮想世界の開発を次の段階に進めるための重要なステップとしている。
日本ベリサイン、戦略発表を発表――「車業界でいうトヨタにしたい」
日本ベリサイン(古市克典社長 兼 最高執行責任者)は6月26日、同社と子会社でSSLサーバ証明書を販売する、日本ジオトラスト(平岩義正社長 兼 CEO)で展開する新しい経営戦略を発表した。
ヤフーなど5社、「青少年ネット規制法案」に対する共同声明を発表
ディー・エヌ・エー、ネットスター、マイクロソフト、ヤフー、楽天のインターネット事業者5社は6月9日、衆議院本会議で6日に可決された「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律案」について、共同声明を発表。表現の自由への制約や、フィルタリングの発展の阻害などの課題が多いことから、参議院において慎重な審議を図ることを求めている。
米Microsoft、書籍検索「Live Search Books」を終了
米Microsoftが書籍検索サービス「Live Search Books」を閉鎖した。同時に、図書館などと提携して進めてきた書籍デジタル化プログラム「Live Search Books Publisher Program」も終了する。
モバイルインターネットを牽引するのはエンタメではなく実用性?
米IBMが5月21日(米国時間)に発表したモバイル端末とインターネットに関する報告書によると、消費者の多くはモバイルインターネットを使いたいと思っているが、価格や伝送速度などが障害になっているという。また、自分の端末で利用するインターネットサービスを自分で設定したいと思っている消費者が過半数を上回ることもわかった。携帯電話でもPCと同じ傾向が見られるという。
匿名でWebをブラウズ:TorK
ネットをブラウズすると、後には足跡が残る。インターネットのデータ・パケットには実際の送信データのほかにヘッダーが含まれており、そこにはパケットを送信先に導くためのルーティング情報がある。安全性を高めるために暗号を使った場合も、ルーティング情報(これは暗号化できない)を見れば、あなたが何をしているか、誰に話しかけているか、どのサービスに接続しているか、どのデータにアクセスしているかが露呈する。仲介者(承認された者であれ未承認の者であれ)は、データを読み取って、あなたについて知ることができる。匿名性を高める必要があるなら、 TorK が役に立つ。このツールは、The Onion Router(Tor)ネットワークを使用して、安全なブラウズ方法を提供する。
3Di、セカンドライフに実験用空間を開設 OpenSimと相互接続目指す
3Di(本社:東京都港区)は2008年5月2日、異なる仮想空間(メタバース)を相互接続するための実証実験スペース「サンディリゾート(Sundi Resort)」をセカンドライフ内で一般公開した。今後、他のメタバースとの実証実験を実施し、相互接続技術の実用化を目指す。
ドメイン:“不法占拠”の苦情件数が過去最高 WIPO調査
世界知的所有権機関(WIPO)は3月27日(スイス時間)、有名企業などの名前入りインターネットアドレスを占拠する「サイバースクワッティング」(サイバー不法占拠)の苦情受理数が07年に前年比18%増の2156件となり、過去最高を記録したと発表した。04年から上昇傾向が続いているという。
ドメイン:「.com」「.net」登録料、また値上げ
米VeriSignは3月27日(米国時間)、インターネットで末尾が「.com」「.net」になるドメイン名を取得する際の登録料を、7~10%値上げすると発表した。実施は10月1日。昨年10月にも値上げしており、1年たらずで再改定となる。
TLD:アジア専用の「.asia」 登録開始
アジア関連のウェブサイトのためのアドレスとして、末尾が「.asia」となるアドレスが新設され、3月26日午後9時(日本時間)から解禁される。欧州向けの「.eu」を導入したところ好評だったため、アジア用も登場する。
フォーエス、Adobe AIR上で動作するIMソフトのソースコード公開
フォーエス(本社:東京都豊島区)は、「Adobe AIR」上で動作するIMソフト「ForesMessenger」のソースコードを2008年3月13日公開した。ライセンスはLGPLを採用し、グーグルが提供するソースコード管理システム「Google Code」からダウンロードできる。
ニューズとNBC:動画配信サイト「Hulu」を正式公開
米News Corpと米NBC Universalは3月12日(米国時間)、動画配信サイト「Hulu」を正式公開した。昨年10月に開始した試験版から移行した。米国外のユーザーには当面、試験版サービスを継続する。