フォーエス、Adobe AIR上で動作するIMソフトのソースコード公開

 フォーエス(本社:東京都豊島区)は、「Adobe AIR」上で動作するIMソフト「ForesMessenger」のソースコードを2008年3月13日公開した。ライセンスはLGPLを採用し、グーグルが提供するソースコード管理システム「Google Code」からダウンロードできる。

 ForesMessengerは、同社がRIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)開発の実験の一環として作成したソフトで、3月7日に正式版を公開した。

 AIRのメッセージ関連技術「BlazeDS」のサーバプッシュ機能を利用することでIPメッセンジャーと同様の使い勝手を実現。また、画面デザインも見た目ばかりではなく、動的な動きを取り入れて次の行動にテンポよくつなぐなど、使いやすさを工夫したという。Windows XP/Vista、Mac OS X 10.5で動作確認済み。

 あわせて、利用者側で通信サーバを構築する際の環境設定情報やプログラムソースも公開した。サーバの動作環境はApache 2.2.8とTomcat 6.0.16。同社は、ForesMessenger開発で技術力をアピールし、将来的にRIA受託開発や新ネットサービス提供につなげていきたいとしている。

ForesMessenger
http://www.fores.jp/labs/labs_part03.html#labs03

「FORES Labs」(Google Code)
http://code.google.com/p/foreslabs/

フォーエス
http://www.fores.jp/