米GNUveau Networksが遠隔地向けにLinuxを使った太陽電池式コンピュータネットワークを構築(動画)

 米GNUveau NetworksのScott Johnsonが太陽電池式のインターネット「ハブ」システム(Ubuntu GNU/Linuxで動作)を開発し、フロリダ州のデイトナビーチにある自宅で受注生産している。目標は電話も電気も使えない、回線の通じない場所でもコンピュータとインターネットを使えるようにすることだ。夢物語ではない。現実にSolarNetOneという装置が今もアフリカで稼動しており、ワイヤレス接続と「インターネットカフェ」によるネット利用を多数の人々に提供している。このシステムは既製品を使用しているが、Scottは12V駆動でより省電力なものに改良した。Scottが言うには、太陽電池式のコンピュータ装置では「消費電力が肝心」だそうだ。

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Linux.com 原文(2008年11月4日)