Google News:APやAFPと契約 通信社記事を掲載

 米Googleは8月31日(米国時間)、ニュース検索サービスの「Google News」(英語版)で、米国のAPやフランスのAFPなど通信社の記事の掲載を開始した。通信社の記事は通常、報道機関に配信され、新聞などが掲載しなければ、一般ユーザーは読めないが、Googleで閲覧できるようになった。APやAFPは以前、著作権侵害でGoogleを訴えるなど対立していたが、協調に転じる。

サイオス、Google Apps向けアカウント統合サービスを発表――Google Appsと既存のアカウント管理システムとの連携を実現

 サイオステクノロジーは8月23日、企業や学校法人における既存のユーザー・アカウント管理システムと、Googleのホスティング型アプリケーション・サービス「Google Apps」との連携を支援する新サービス「SIOS Integration for Google Apps」を発表した。

Google、Linux特許共有会社「OIN」とライセンス契約――ユーザー企業の立場でLinux特許問題回避の活動に参加

 米国Googleは8月7日、Linux特許共有企業のオープン・インベンション・ネットワーク(OIN)との間で、エンドユーザー企業として始めてライセンス契約を締結したと発表した。OINは、Linuxを特許侵害訴訟から守るために関連する特許を取得し、企業間で共有化を図ることを目的に2005年に設立された。

Google、携帯電話端末の試作品をキャリアらに公開――広告バンドルで月額使用が無料のサービスを検討?

 米国Googleは携帯電話端末の試作品を開発済みで、1年以内に製品化する――。8月2日付けのウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、同社は携帯電話に検索エンジン、電子メール、Webブラウザといったソフトウェア・アプリケーションを搭載し、広告をバンドルすることで、月額利用料が無料の携帯電話サービスの提供を検討しているという。

障害が頻発するGoogle Analytics、利用者の不満は“Googleの姿勢”――「障害が発生したら利用者に伝えるのが“筋”」との声

 米国Googleが無料で提供しているWebアクセス解析ツール「Google Analytics」でトラブルが頻発している問題で、利用者からは「同ツールを今後も利用して大丈夫か」と不安の声が上がっている。中でもトラブルの原因を、Googleが説明しないことに対する不安は大きいようだ。

Google幹部、R&Dセンターの国際展開構想を語る――「Googleは、R&Dもグローバルに考える」

 米国Googleは先ごろ、シンガポールに新たなR&Dセンターを設置する計画を発表した。これを機に、同社の国際エンジニアリング・オペレーション担当ディレクター、カンナン・パシュパシー氏がIDG News Serviceのインタビューに応じ、R&Dへの投資を拡大し続けるGoogleのねらいと課題について語った。ちなみに、パシュパシー氏は米国外のR&Dセンターの設立・運営に関する責任者であり、3年足らずの間に20ほどのR&Dセンターを新たに建設したほか、それらのセンター間を結ぶネットワークの監視にも携わっている。以下、パシュパシー氏へのインタビューの内容をまとめた。