米MIPS Technologiesは3月5日(米国時間)、米Googleのモバイル端末向けプラットフォーム「Android」向け開発ツールを発表した。MIPSアーキテクチャベースのAndroid端末向けに容易にアプリケーションを開発・テストできる。
SRAとイーソル、QtをT-Kernelプラットフォームに移植
SRAとイーソル(本社:東京都中野区)は2010年3月3日、C++ GUI開発フレームワーク「Qt」を、イーソルが開発するT-Kernelベースのソフトウェアプラットフォーム「eCROS」に移植したと発表した。eCROS対応Qtは、今夏リリースの予定。
オープンソースの組み込み向けOS「Contiki 2.6」リリース
2月16日、オープンソースの組み込み向け小型OS「Contiki 2.4」がリリースされた。プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
Nokia、Qt 4.6.1やQt for Maemo 5ベータなどを公開
Qt(フィンランドNokia傘下)は1月19日、クロスプラットフォーム開発UIフレームワークQtの最新版「Qt 4.6.1」と、統合開発環境(IDE)の「Qt Creator 1.3.1」、モバイル向けの「Qt for Maemo 5」ベータ版を公開した。QtのWebサイト内にあるダウンロードページより入手できる。
米Google、「Android 2.1」搭載の初の自社ブランド携帯「Nexus One」を発表
米Googleは1月5日(米国時間)、自社モバイルプラットフォーム「Android」を搭載した初の自社ブランド携帯電話「Nexus One」を披露した。同社は専用サイトを立ち上げ、ユーザーがネットワークオペレータを選ぶ形式で提供する。
米Freescale、Linuxタブレット向けリファレンス実装を発表
半導体の米Freescale Semiconductorは1月4日(米国時間)、最新のタブレット向けリファレンス実装を発表した。LinuxやLinuxベースのOS「Google Android」をのせたデモ機を1月7日に米ラスベガスで開催する「2010 Consumer Electronics Show」で披露する計画だ。
マクニカ、並列化プログラミング解析ツール「Prism 2.0」を国内販売
マクニカは2009年12月17日、英CriticalBlue製の組み込み機器向けマルチコアプログラミング並列化解析支援ツール「Prism 2.0」を国内販売すると発表した。最新版の2.0はLinux APIをサポートし、Linuxアプリケーションをより容易に解析できるようになった。
「Symbian」と「Snow Leopard」をサポートした「Qt 4.6」が登場
フィンランドNokiaは12月1日(オスロ時間)、オープンソースのクロスプラットフォームUI/アプリケーション開発フレームワークの最新版「Qt 4.6」を発表した。携帯電話向けOS「Symbian」など対応プラットフォームが増え、グラフィック機能も強化されている。
TOPPERSプロジェクト、トレースログ可視化ツールをオープンソースで公開
ITRON仕様準拠のオープンソース組み込みOSを開発するNPO法人TOPPERSプロジェクトは2009年11月18日、トレースログ可視化ツール「TraceLogVisualizer」(TLV)をオープンソースソフトとして公開した。さまざまな形式のリアルタイムOSやアプリケーションのトレースログをグラフィカルに表示できる。
Khronos Group、モバイル向けウィンドウシステム「OpenWF 1.0」を公開
標準化団体Khronos Groupは11月9日(米国時間)、携帯電話や組み込み機器向けのウィンドウシステム仕様「OpenWF 1.0」を発表した。OSやハードウェアに依存せず、クロスプラットフォームである点が特徴。
米MIPS、最適化した「ActionScript」仮想マシン技術をオープンソースに
米MIPS Technologiesは10月29日(米国時間)、自社プロセッサコア向けに最適化した「ActionScript」仮想マシンのコードをオープンソースとして公開することを発表した。コードは、ActionScriptのオープンソース実装プロジェクトTamarin Projectより入手できる。
Symbian FoundationがマイクロカーネルとSDKを公開、「Android」「WebOS」などに対抗
非営利団体Symbian Foundationは10月21日(英国時間)、携帯電話向けOS「Symbian OS」のマイクロカーネル「EKA((EPOC Kernel Arcitecture)2」と対応するソフトウェア開発キット(SDK)をリリースした。ライセンスはEclipse Public License(EPL)。米Googleの「Android」などに対抗する。
パワーアップした超コンパクトサーバー、OpenBlockS 600 ハードウェアレビュー
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超小型ながら「サーバークオリティ」のLinuxボックスとして知られる、ぷらっとホームの「OpenBlockS」にこのたび新モデルが登場した。文庫本サイズという小型の筐体はそのままに、PowerPC 405EX/600MHzの採用やギガビットイーサネット×2への対応などにより、基本性能が大幅に強化されている。
米Google、CDMAに対応した「Android 1.6 SDK」を公開
米Googleは9月15日(米国時間)、自社携帯電話OS向けのアプリケーション開発キット最新版「Android 1.6 SDK」を公開した。CDMAに対応、画面サイズの対応も追加し、アプリケーション実装の対象を拡大した。
応用電子、FOMAデータ通信カード用のLinux対応デバイスドライバを公開
応用電子(本社:東京都品川区)は2009年9月15日、HSDPA方式に対応したNTTドコモのデータ通信カード「FOMA N2502」(NEC製)を、Linux OSで使用するためのデバイスドライバを公開した。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
ぷらっとホーム、「OpenBlockS 600」の出荷は9月28日から
ぷらっとホームは2009年9月9日、手のひらサイズの企業向け小型Linuxサーバ「OpenBlockS 600」の出荷開始日が9月28日に決まったと発表した。あわせて、米Sun Microsystemsから正式認定された「Java SE for Embedded」の搭載も発表した。価格はオープンで、直販価格は5万9800円。
高速化な組み込み向けWebサーバー「Appweb 3.0」リリース
米Embedthis Softwareの開発チームは8月24日、オープンソースの組み込み向けWebサーバーの最新版「Appweb 3.0」を公開した。Windows、Mac OS X、Linux、FreeBSD、Vxworks、Windows CEなどのプラットフォームに対応、同社Webサイトよりダウンロードできる。
Mozilla、Nokiaタブレット向け「Fennec 1.0」ベータ3を発表
Mozillaは8月20日、モバイル向けWebブラウザの最新版「Fennec 1.0」ベータ3を発表した。同ベータ版は、フィンランドNokiaのインターネットタブレット「N800」および「N810」向け。性能の改善が主な強化点となる。
米MIPS、MIPSアーキテクチャ向けAndroidのソースコード公開
マイクロプロセッサ企業の米MIPS Technologiesは8月3日(米国時間)、MIPSアーキテクチャ向けに最適化した「Android」のソースコードを公開した。同社Webサイトより入手できる。セットトップボックス(STB)などデジタル家電分野でのAndroid採用を加速する狙い。
ヒューマンテクノロジーズ、Linux対応の指紋認証開発キット
ヒューマンテクノロジーズ(本社:東京都千代田区)は2009年7月29日、同社の指紋リーダー「U.are.U」シリーズ用の指紋認証開発キットに、Linux版とWindows CE版を追加すると発表した。予定価格は各19万8000円(税別)、8月15日に発売の予定。