CRMを越えるアプリケーションプラットフォームを目指す――開発者に聞く:SugarCRM編

 SugarCRMは米SugarCRM社が開発を主導するオープンソースの顧客管理システム(CRM)だ。オープンソース版と非オープンソースの商用版があり、オープンソース版はSourceForgeでホスティングされている。このSugarCRMの開発者に、プロジェクトの運営やその歴史、活動方針などについて話を聞いた。

オープンソースのグループウェア「Group-Office 4.0」リリース

 7月4日、オープンソースのグループウェア「Group-Office 4.0」がリリースされた。カレンダーやファイル共有、CRM、プロジェクトマネージメント、メール、スマートフォンやPDAとの同期といった機能を備えるグループウェアで、AGPLでリリースされるCommunityエディションと、追加機能やサポートが付いた有料商用版(Professionalエディション)が提供されている。

五橋研究所、オープンソースのCRM/SFAソフト「vtiger」のサービスを開始

 五橋研究所(本社:東京都千代田区)は2009年9月18日から、WebベースのCRM/SFA(顧客管理・営業支援)ソフト「vtiger(ブイタイガー) CRM」のサービス販売を開始する。インド発のオープンソースソフトで、同社が設定・運用サービスとサポートを提供。価格(税別)は、30ユーザーまでが月額管理費用1万円、初期設定費用8万円など。

NECが「SugarCRM」を活用したCRMソリューションを販売

 NECは2009年3月4日、オープンソースのCRMソフト「SugarCRM」を活用したCRMソリューションの販売を開始した。構築サービスとSaaSの2つの提供形態を用意。中堅・中小企業を対象としており、2年間で20社への導入を目指す。アプリケーションを含めたトータルソリューションで、オープンソース事業を強化する。

オープンソースCRM、グループワンのCCM製品でSugarCRMのマーケティング機能を強化

 オープンソースCRM(本社:東京都港区)は2009年1月29日、グループワンソフトウエア(本社:東京都渋谷区)と販売代理店契約を締結し、同社のCCM(カスタマーコミュニケーションマネジメント)製品「DOC1」「e2 Vault」などのソフトウェアの販売を開始すると発表した。オープンソースのCRM製品「SugarCRM」と組み合わせてマーケティング機能を強化する。

アセントネットワークス、OSS業務アプリをSaaSで提供するポータルサイト開設

 アセントネットワークス(本社:東京都台東区)は、中小企業向けにオープンソースの業務アプリケーションをSaaS形式で提供するポータルサイト「Pepbiz.jp」を2008年5月27日開設した。初期費用は無料で月額料金がかかる。年間目標として顧客企業1000社、売上月額2100万円を目指す。

米Microsoft、オンデマンドCRM「Dynamics CRM Online」の一般提供を開始

 米Microsoftは4月22日(米国時間)、オンデマンドCRM「Microsoft Dynamics CRM Online」の一般提供を米国・カナダで開始した。ホスティング形式で提供され、Webブラウザか「Microsoft Office」「Microsoft Outlook」経由で配信される。米Salesforceなどが立ち上げたSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)市場に参入する。

NTTデータ テクノマーク、全文検索「Ludia」対応のサポート業務向けメールソリューション

 NTTデータ テクノマーク(本社:東京都千代田区)は2008年3月19日、顧客サポート業務向けメールソリューションの最新版「テクノマークメール V1.84」を発売した。NTTデータが開発したオープンソースの全文検索ソフト「Ludia」に対応して、高速検索ができる。価格は基本システム(同時ログイン5ユーザー)400万円から。