五橋研究所、オープンソースのCRM/SFAソフト「vtiger」のサービスを開始

 五橋研究所(本社:東京都千代田区)は2009年9月18日から、WebベースのCRM/SFA(顧客管理・営業支援)ソフト「vtiger(ブイタイガー) CRM」のサービス販売を開始する。インド発のオープンソースソフトで、同社が設定・運用サービスとサポートを提供。価格(税別)は、30ユーザーまでが月額管理費用1万円、初期設定費用8万円など。

 vtiger CRMは、インド・チェンナイ市に本社のあるVTigar社が中心となって開発しているCRM/SFAソフトで、クラウドアプリケーションとして動作する。顧客管理のほか、売上管理、商品管理、トラブルチケット処理機能など豊富な機能を備え、直感的に操作できるのが特徴。Webサイトにアクセスする感覚で営業支援ソフトを利用できるという。

 また、各業種ごとのカスタマイズに対応するほか、Google Appsなどのクラウドサービスとの連携が可能。さらにiPhoneからも利用できる。利用は無料だが、クラウドシステムの設定などが非常に煩雑なため、五橋がホスティングサーバへのセットアップやシステム管理、バックアップを代行する。

 初期設定費用には、ホスティングサーバへのセットアップ、マニュアル、インストラクター派遣(90分1回)が含まれる。また月額管理費用にはホスティングサーバの費用とメール・FAXによるサポートが含まれる。オプションで、月次運用状況報告書(料金1万2000円から)、入社/異動/退職時処理などの人事管理(同月額3000円から)なども用意した。

vtiger CRM
http://vtiger.com/

五橋研究所
http://www.itsutsubashi.com/