NTTデータ テクノマーク、全文検索「Ludia」対応のサポート業務向けメールソリューション

 NTTデータ テクノマーク(本社:東京都千代田区)は2008年3月19日、顧客サポート業務向けメールソリューションの最新版「テクノマークメール V1.84」を発売した。NTTデータが開発したオープンソースの全文検索ソフト「Ludia」に対応して、高速検索ができる。価格は基本システム(同時ログイン5ユーザー)400万円から。

 「テクノマークメール」は、電話やファクスなどのコンタクトを統合管理するCRM(顧客関係管理)ツールで、主に電子メールやWeb、ブログなどのインターネット経由での顧客対応窓口の用途を想定している。Ludiaを採用することで、コンタクトセンターに蓄積された大量のコンタクトの検索レスポンスを高速化。あわせて検索画面を刷新し、コンタクト履歴を、より効果的に活用できるようにした。

 このほか、アクチュエイトジャパンが販売するBIレポーティング製品「Actuate 9 SP3」との連携機能を追加。テクノマークメールが標準提供する約40種類のKPI(重要業績評価指標)レポートをActuate 9のレポートサーバ環境で利用して、出力レポートのカスタマイズやパーソナライズなどができるようになった。

 動作環境は、Windws 2000 Server/Server 2003、Red Hat Enterprise Linux ES/AS。アプリケーションサーバはTomcat 5(WebLogicなど市販Javaアプリケーションサーバも利用可能)。データベースサーバはMicrosoft SQL Server、Oracle 10g、PostgreSQL。2009年度までに20システムの販売を見込んでいる。【鴨沢 浅葱/Infostand】

NTTデータ テクノマーク
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