ScribeFireでブログの更新頻度を上げる

 Webには、たまにしか更新されないブログや、完全に見捨てられたブログがあふれている。自分のブログに対して少しでも愛着があるなら、Firefox用のScribeFireをインストールして投稿数を増やすとよいだろう。ScribeFireなら、自分のブログがFirefoxですぐに利用でき、ネタが出来てから投稿するまでの作業がずっと容易になる。

オープンソースの画像ソフトウェアも対応を開始したXMP

 現在、Linux上でXMP(Extensible Metadata Platform)をサポートすることに異なる2つのオープンソースプロジェクトが取り組んでいる。XMPとは、XMLベースのデジタル画像用のメタデータの標準規格で、JabberプロトコルのXMPPとは似た名前ではあるがまったくの別物だ。XMPはもともとは写真画像に関するものだったが、写真以外のアプリケーションやデータもXMPから同様の恩恵を受けることができる。そのためXMP対応に取り組むオープンソースプロジェクトは、誰にとっても注目に値する。

オープンアクセスとオープンソースを融合させたPublic Knowledge Project

 Public Knowledge Project(PKP)は、テクノロジにおける2つの思想的トレンド ― 言わずと知れたフリーおよびオープンソースソフトウェア運動と、学術研究成果への無料オンラインアクセスの提供を目指すオープンアクセス運動 ― を融合したものである。その目的の達成に必要なソフトウェアツール群と支持活動とを結び付けることで、創設後9年で同プロジェクトはオンライン学術出版業界の一大勢力へと発展した。

Elggで専用のソーシャル・ネットワークを作ろう

個人向けのプラットフォームだったブログは、今では、組織のためのツールになっている。次は、ソーシャル・ネットワークが組織内で活用される番だ。ソーシャル・ネットワークを構築するオープンソース・アプリケーションElggはテーマに応じたカスタマイズが可能で、プラグインを導入すれば他のソーシャル・ネットワークあるいは社内にある既存のwikiやフォーラムボードに接続することもできる。企業では社内プロジェクトのコラボレーションに、大学では意見交換に使われている。

ベリタス・コンサルティング、PukiWikiベースの企業内情報共有システム

 ベリタス・コンサルティング(本社:東京都大田区)は、オープンソースのWikiエンジン「PukiWiki」をベースにした企業内情報共有システム「WikiNote」の販売を2007年1月15日、開始した。サーバ本体、ソフトウェア、導入作業およびレクチャー、サポートを含めたパッケージで提供する。

スカイアーク、「Movable Type Enterprise」標準搭載のイントラブログ統合パッケージ

 スカイアークシステム(本社:北海道帯広市)は、イントラブログ統合パッケージ「SKYARC Enterprise IntraBlog」を2006年10月下旬に発売する。シックス・アパートの「Movable Type Enterprise」(MTE)を標準搭載した初のイントラブログという。ライセンス価格(予定)は1サーバ(100ユーザー)が80万円、追加100ユーザーが90万円。

自分の好みのカスタムPlanetの構築

GNOME、KDE、Ubuntu、Fedora、Debian、Apacheなどのメジャーなオープンソース系プロジェクトに共通しているのは、Planetによるフィードリーダサイトが存在して、開発者たちのブログ情報を収集していることである。そもそもPlanetソフトウェアはPlanet GNOMEおよびPlanet Debianを運用するために開発されたものであるが、現在ではその他多数のオープンソース系プロジェクトでも利用されるようになっている。こうしたPlanetを自分専用にカスタマイズするのは実は簡単な作業であって、いくつかのステップを踏むだけで、好みのブログを対象とした情報収集をさせることができるのだ。あるいは、お気に入りプロジェクトに関する情報を発信させる、といった用途に利用してもいいだろう。