アイエックス・ナレッジ、スポーツ配信に特化した携帯CMS

 独立系システム開発会社のアイエックス・ナレッジは2007年12月3日、リアルタイム中継などスポーツコンテンツ配信用の携帯電話向けコンテンツ管理システム(CMS)「携帯サイトリアルタイム更新システムforスポーツコンテンツ」の販売を開始した。主要携帯電話3キャリアに一括配信できる。価格は400万円から。

もう一つのFedora、相互運用のためのプラットフォーム

 YouTubeやFlickrあるいはWikipediaなどのオンライン・コラボレーティブ・サービスには厖大な情報が蓄積されている。しかし、こうしたWeb 2.0サービスは異種サービス間で情報を共有することを前提には作られていない。これに対して、コーネル大学のグループはこの種の新しい形態のアプリケーションは相互運用性を念頭に構築すべきだと唱え、ARPAとNSFから資金提供を受けて研究を行い、Fedora(Flexible Extensible Digital Object Repository Architecture)を生み出した。そして、そこから発展したプロジェクトが、このほど、Gordon and Betty Moore Foundationから、このソフトウェア・プラットフォームの機能拡張のために490万ドルの賞金を授与された。

定期的なアップデートでネット攻撃から身を守る

 オペレーティングシステムについては、パッチを適用して最新の状態を維持することの重要性を誰もが知っている。しかし、アップデートが必要なのはアプリケーションソフトウェアも同じだ。企業がWebの存在価値を高く認め、その背後でコンテンツ管理システム(CMS)のような効果的なツールを使って諸々の管理を行うようになってから、アプリケーションのアップデートはますます重要になっている。残念なことだが、CMSが普及するにつれ、Webサーバ上の機密データを狙う攻撃者がCMSを標的にするようになったからだ。

Web 2.0ツールを使いこなす――社内導入に乗り遅れるな――CIOに贈る「Web2.0ツール導入ガイド」

 WikiやSNSといったWeb 2.0ツールをうまく活用すれば、企業は大きな競争優位を得られる。しかしながら、CIOは一般に、こうした軽量級のWeb技術が苦手だし、真剣に導入を図ろうとはしないものだ。そこで本稿では、他に先駆けてWeb 2.0ツールの導入に踏み切った米国企業の事例を引きながら、そういったCIOに向けて、Web 2.0ツールを使いこなすための手引きを提示してみたい。

日本IBM、Web 2.0テクノロジーをビジネスに応用するためのLotus新製品2種

 日本IBM(大歳卓麻社長)は7月31日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)対応の企業向けソフトウェア「IBM Lotus Connections」(Lotus Connections)と、コンテンツ共有ソフトウェア「IBM Lotus Quickr(クイッカー)」(Lotus Quickr)の2製品を発表した。日本語版の出荷開始日は「Lotus Connections」が8月31日、「Lotus Quickr」が8月22日を予定している。

GTKtalogで複数のCD/DVDに分散したファイル群を一括管理する

 各種のデータを大量のCDやDVDに分散して保存している場合、特定のファイルやフォルダがどのメディアにあるかを探すだけでも一苦労となる場合がある。そんな悩みを解消してくれるのがGTKtalogというユーティリティだ。このユーティリティを使うと、記憶メディア上に格納されたファイルやフォルダをすべてスキャンし、その結果をCDkatalogという単一ファイル形式のデータベースに書き出して一括管理することができるのである。

Bash Blogger:コマンドラインからブログをする

 最近ポッドキャストやビデオを使ってのブログが流行しているが、オンラインで自分を表現する方法(すなわちブログを作成する方法)として、シンプルに言葉で綴るという方法も依然として多くの人に好まれているようだ。とは言え、WordPressMovable Typeといった広く普及しているブログ用プラットフォームでは、設定や保守が面倒になることもある。だからと言ってBloggerやTypePadのようなオンラインサービスを使用するのも、自分のブログはすべて自由にコントロールしたいという観点から、気が進まないということもあるかもしれない。

GPL準拠問題が原因でJoomla! プロジェクトが分裂の危機

 オープンソースCMS「Joomla!」のプロジェクトリーダーLouis Landry氏とその仲間たちは、愛するプロジェクトを守りたいのだ。その一心で彼らは今回、今までの2年間のプロプライエタリ・プラグインに対する容認方針を改め、Joomla!のライセンスであるGPL(GNU一般公衆利用許諾契約書)への自発的な準拠をサードパーティの開発者たちに対して請うことを決断した。

IBM、Web 2.0技術を企業向け製品に本格採用――「Web 2.0 Goes to Work」構想の下、SNSツールなどを提供

 米国IBMは6月19日、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やマッシュアップといった、いわゆるWeb 2.0技術を本格採用した企業向けソフトウェア製品群を発表した。これらの製品は、同社が新たに打ち出した「Web 2.0 Goes to Work」構想の一翼を担うものとなる。

Movable Type 4、オープンソース化へ

 Six Apart社のAnil Dash氏が同氏のブログ上で秘密を漏らした。もっとも普及しているブログ用プラットフォームの一つであるMT(Movable Type)の次期バージョンでは、GPL(GNU一般公衆利用許諾契約書)版もリリースされるとのことだ。現在すでにMT4の ベータ版が入手可能になっているが、現在のところはまだGPLとしてはリリースされていない。

アイキューブドシステムズ、オープンソースCMS「MODx」を使ったWebサイト作成ASP

 アイキューブドシステムズ(本社:福岡県大野城市)は、オープンソースのCMS「MODx」を利用して、専門知識がなくても簡単にWebサイトの作成・管理ができるASPサービス「ニョキニョキページクリエーター NYokki」を2007年5月1日から提供開始した。MODxのASP提供は国内初という。