Eclipse向けのGroobvy開発プラグイン「Groovy-Eclipse 2.0」 登場

 Groovy Eclipseプロジェクトは1月15日、「Eclipse」向けプラグイン「Groovy-Eclipse 2.0」を公開した。Eclipse環境でGroovy開発を構築するもので、EclipseのJava開発機能に匹敵するレベルの支援機能を提供するという。

 GroovyはJava仮想マシン上で動くスクリプト言語で、米Spring Sourceのオープンソースプロジェクト。Groovy Eclipseは、Eclipse上のGroovy/Java開発支援を目指して2009年5月に正式に立ち上がったプロジェクトとなる。

 Groovy-Eclipse 2.0では、Eclipse統合と最適化を強化するため、バージョン1.0から大幅なソースコードのリライトが行われている。エディタ機能では高度な推論エンジンと拡張性のあるテキスト補完機能が搭載あれ、タスクタグ、クロス言語リファクタリングもサポートした。ビルド機能では、修正版のGroovyパーサーを利用し安定性が強化されている。そのほかGroovyスクリプトのローンチとデバッグをサポート、Eclipseで利用できるテスト機能「JUnit」との統合も強化した。

 最新版はGroovyプロジェクトのWebサイトより入手できる。ライセンスはApache Software License 2.0。

Groovyプロジェクトの「Eclipse Plugin」ページ
http://docs.codehaus.org/display/GROOVY/Eclipse+Plugin