マイクロソフト、仮想化機能「Hyper-V」日本語版を提供開始

 マイクロソフトは2008年6月30日、Windows Server 2008の仮想化機能「Microsoft Windows Server 2008 Hyper-V」日本語版の開発が完了したと発表。同日からダウンロード提供を開始した。Microsoft UpdateおよびWindows Updateによる提供は7月9日から。

 Hyper-Vは、ハイパーバイザーベースのサーバ仮想化ソフト。Windows Server 2008に機能が統合されており、Windows Serverユーザーは使い慣れた操作で容易に仮想化環境を導入できるという。WindowsやLinuxなど異なるサーバプラットフォームや、32ビット版や64ビット版など、広範なゲストOSに対応する。

 機能面では、CPU最大4基までのSMPサポート、仮想マシンごとの大規模なメモリ割り当て、稼働中の仮想マシンのスナップショット機能などを搭載する。これまでWindows Server 2008 と共に提供されていた Hyper-V ベータ版および Hyper-V 製品候補版はダウンロードによって置き換えられる。

 同社は、パッケージ単体販売も予定している。発売時期や価格などは未定。【鴨沢 浅葱/Infostand】

マイクロソフト
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