大塚商会など4社、Linux/Windows混在環境の仮想化ソリューション
大塚商会、サイオステクノロジー、ノベル、マイクロソフトの4社は2009年3月5日、WindowsとLinuxの混在環境に対応する仮想化ソリューション「OS統合ソリューション(仮名)」を発表した。マイクロソフトの仮想化技術「Hyper-V」を利用した中堅企業向けソリューションで、4月1日から提供する。
WindowsとLinuxの両方を利用する企業ITシステムで、ハードウェア、サーバーOSを仮想化で統合し、サポートもあわせて提供。導入運用コストの3割削減を目指す。仮想化ゲストOSとしてノベルのSUSE Linux Enterprise Serverを利用し、Hyper-Vとともにパフォーマンスの最適化を行う。
マイクロソフトの運用管理製品「Microsoft System Center」で混在仮想化環境の一括管理が可能。WebやメールサーバにLinux、基幹業務システムにWindowsを使うといった混在環境も効率よく管理できるという。また、今春リリース予定の「System Center Operations Manager 2007R2」と管理パックも利用できる。
大塚商会が導入前コンサルティングから構築、サポートまで対応。サイオス、ノベル、マイクロソフトがそれぞれ技術面から支援する。展開にあたって、大塚商会はマイクロソフト認定資格のHyper-V導入アドバイザ(MCA:Microsoft Certified Associate)取得者を400人育成するなどサポート体制を強化する。価格は別途見積もり。初年度50社への導入を目指す。
大塚商会
http://www.otsuka-shokai.co.jp/
サイオステクノロジー
http://www.sios.com/
ノベル
http://www.novell.com/ja-jp/
マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/