ネットジャパン、Mac用Windows互換レイヤーソフト「CrossOver Mac」最新版

 ネットジャパン(本社:東京都千代田区)は、米CodeWeaversが開発したインテルMac用Windows互換レイヤーソフトの最新版「CrossOver Mac 7 Pro」を2008年8月28日発売する。価格は1万1550円。ダウンロード版は8月5日から先行発売で、同8400円。

 最新版の7 Proでは、新たにオフィススイート「Microsoft Office 2007」(Word、Excel、PowerPoint、Outlook)、ボーカル音源ソフト「VOCALOID KAITO」「VOCALOID MEIKO」、IPビジネスフォンサービス「BIZTEL」をサポートした。また、他のソフトについても、製品発売までに動作確認を進めていく。

 動作環境はインテルCPU搭載Mac全機種で、対応OSはMac OS X 10.4.4以上。なお、前バージョン6.1を7月1日以降に購入し、9月30日までユーザー登録したユーザーを対象に、無償アップグレードを提供する。

 CrossOver Macは「Wine」ベースで、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させる。このため仮想化ソフトのような仮想環境の設定、OSおよびドライバーのインストールなどの手間がかからず、動作もオーバーヘッドが少なく、軽い。【鴨沢 浅葱/Infostand】

ネットジャパン
http://www.netjapan.co.jp/