ネットワン、サーバ仮想化導入支援サービスを提供開始

 ネットワンシステムズは2008年7月8日、VMwareを対象とする2種類のサーバ仮想化導入支援サービスを発表した。事前に仮想化の導入効果を分析する「キャパシティ・プランニング・サービス」と、既存サーバの仮想化環境への移行作業を代行する「VMware P2Vサービス」で、同日提供を開始した。

 ヴイエムウェア(本社:東京都港区)との認定コンサルティングパートナー契約を結んで提供するもので、それぞれ初年度20サイトへの導入を目指している。

 「キャパシティ・プランニング・サービス」は、仮想化による統合対象のサーバのパフォーマンスをモニタリングして利用効率を分析する。統合すべきサーバを特定して、仮想化導入後のサーバ削減数を算出し、統合後の稼働効率を最大化するための詳細設計ができる。価格はモニタリング対象サーバ25台の場合で75万円から。

 「VMware P2Vサービス」は、ネットワンシステムズの専門技術者が既存サーバを仮想化環境に移行する作業を代行する。稼働中のサーバを仮想マシンに変換するヴイエムウェアの「VMware Converter」を使用して、移行時のサーバ停止時間を短縮。また複数の物理サーバを同時に変換して移行工数を最大20分の1まで削減し、大規模な仮想化導入にも対応する。価格は、移行サーバ1台あたり30万円から。【鴨沢 浅葱/Infostand】

ネットワンシステムズ
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