アシスト、日本IBM、日本オラクルの3社、仮想化ソリューションで協業
アシスト(本社:東京都千代田区)、日本IBM、日本オラクルの3社は2008年7月10日、Xenベースのサーバ仮想化製品「Oracle VM」を活用した仮想化ソリューションで協業すると発表した。仮想化に関する技術検証を行い、年内にソリューション提供を開始する予定。
IBMのサーバ製品「IBM System x」「IBM BladeCenter」やストレージ製品「IBM System Storage」と、Oracle VMを組み合わせて機能検証。最適構成や運用・構築手法の最適ソリューションを作成して結果をベストプラクティスにまとめ、顧客へのシステム提案活動に活用してゆく。検証には「Oracle GRID Center」や「IBMオラクルコンピテンシー・センター」を利用する。
IBMとオラクルは、協業の成果を元に自社製品・ソリューションをビジネスパートナーに提供。アシストは、導入・構築や保守・運用支援サービスを提供する。販売体制は3社合わせて100人規模、サポートは30人規模で臨む。
今回の協業に合わせ、コンソーシアム「アシスト・IBM・オラクル仮想化アライアンス」を同日設立した。IBMおよびオラクル製品を活用した仮想化技術およびITインフラ導入の普及・促進を目的としたもので、3社のほか14社が参加している。
コンソーシアムでは、サーバ仮想化技術に精通した技術者の育成、導入事例紹介、仮想化環境上で稼働可能なISVソリューション拡大などを行ってゆく予定。また参加企業を年内に50社程度に拡大することを目指す。【鴨沢 浅葱/Infostand】
アシスト
http://www.ashisuto.co.jp/
日本IBM
http://www.ibm.com/jp/
日本オラクル
http://www.oracle.co.jp/