クラスキャット、Xen管理機能を統合したLinuxサーバ管理ツール
クラスキャット(本社:東京都港区)は2008年7月22日、オープンソースの仮想化技術「Xen」の管理機能を統合したLinuxサーバ管理ツール「ClassCat Cute VM Manager」シリーズを発表した。第1弾として「ClassCat Cute VM Manager Enterprise Edition v5.0」を9月から販売する。価格はオープン。
「ClassCat Cute Server Manager」シリーズをベースにしたWebベースのLinuxサーバ管理ツールで、Xen 3.0の管理機能を追加した。Xen環境の詳細な情報取得・表示、仮想マシン属性の自動ロード機能、仮想マシンの設定変更、仮想マシンの基本的な操作、リソースのアロケート、アクティブモニターなどの機能を備え、複雑な知識なしでXen環境の管理ができるという。
Web、メール、DNS、SNMP、Telnet、FTPなど基本的なインターネットサービスの管理機能を備え、マルチ仮想サイトの運用・管理をできる。また、OP25B(25番ポートブロック)や送信ドメイン認証、SPAMフィルタ、SSL暗号化通信などメールセキュリティ機能も充実させた。「Cobalt RaQ 550」のユーザーインタフェースを継承し、Web経由で簡単に操作できる。動作環境は、Red Hat Enterprise Linux 5.1(Server)。【鴨沢 浅葱/Infostand】
クラスキャット
http://www.classcat.com/