OpenBlockS 600とHinemosで作るネットワーク管理・監視システム――アプリケーションマネージャを使ってみよう

 OpenBlockS 600におけるソフトウェアの目玉の1つに、アプリケーションを非常に簡単に導入できるアプリケーションマネージャ機能がある。今回はアプリケーションマネージャの機能を検証しながら、実際にアプリケーションを導入し利用する手順や、その際の注意点などを見ていこう。

ビーナスと広瀬電工、環境配慮型仮想化シンクライアントシステムを販売開始

 ビーナス・テクノロジィズ(本社:東京都千代田区)と広瀬電工(本社:東京都千代田区)は、環境配慮型の仮想化シンクライアントシステム「UBiLサーバ powered by Venus」を2008年12月から販売開始する。ビーナスの仮想化シンクライアントシステム「Venus Solution」と、広瀬電工のシンクライアント端末「UBiL」(ウービル)を組み合わせた。

クラムワークス、Windows上で動作する仮想Linuxシンクライアント「vROM」

 クラムワークス(本社:横浜市)は2008年11月28日、Windows OS上で動作する仮想Linuxシンクライアント「vROM – Thin Client on Windows」を発売した。個人・法人にセキュアなソリューションとして売り込む。Vectorプロレジ販売価格は7980円。法人向けライセンスは個別見積もり(ボリュームディスカウントあり)。

フリーのopenThinClientでシンクライアント環境を構築する

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 シンクライアントの利用は、ハードウェアコストの削減、ストレージ機器の排除によるセキュリティ向上、あらゆる設定をサーバへ集中保存することによる管理の容易化につながる。この分野ではCitrixが優れたソリューションを提供し、同社のCitrix Presentation Serverが普及しているが、この製品の価格は高めで、クライアント5台の同時接続で約1000ドル、以降はクライアント1台の追加につき200~300ドルかかる。だが、そんなにコストをかけなくてもシンクライアントを導入する方法がある。オープンソースのシンクライアントサーバ openThinClient なら、完全に無料で使えるのだ。

日本HP、3万円を切るLinuxベース・シンクライアント端末

 日本ヒューレット・パッカードは2008年10月2日、Linuxベースの独自OS「HP ThinPro」を搭載したシンクライアント端末「HP t5545 Thin Client」の販売を開始した。ブレードPCなどと組み合わせたサーバ・ベースド・コンピューティングのアクセス端末のほか、単体のネット端末にも利用できる。価格は2万9400円。

ミラクル・リナックス、Citrix XenApp対応のシンクライアント端末ソフト

 ミラクル・リナックス(本社:東京都港区)は2008年9月18日、米Citrix Systemsの「Citrix XenApp」に対応したシンクライアント端末ソリューション「MIRACLE Thinclient Terminal version 3(MTT3)」の販売を開始した。シンクライアント環境でWindowsアプリケーションを利用できる。10ライセンスからの販売で、価格はオープン(要問い合わせ)。

沖電気子会社、USB型シンクライアント「Safario」販売開始

 沖電気工業の子会社、沖コンサルティングソリューションズ(本社:東京都港区)は2008年7月22日、USBメモリー型のシンクライアントソリューション「Safario」(サファリオ)の販売を開始した。SafarioトークンをパソコンのUSBポートに差し込んで、Linuxベースのシンクライアント環境を構築できる。出荷開始は8月1日。

日立情報、衛星回線を利用した総合行政システムを小笠原村に納入

 日立情報システムズ(日立情報、原巖社長)は4月3日、衛星回線を利用したアウトソーシング型の総合行政システム「e-ADWORLD」を東京都小笠原村に納入・稼働させた。同社によれば、自治体の総合行政システムを、衛星回線を活用したアウトソーシングで運用するのは国内で初めてという。

NEC、仮想PC型シンクライアントシステムを強化

 NECは4月7日、仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」の強化と販売開始を発表した。第一の強化ポイントは消費電力の低減。仮想PCの稼働率に応じて仮想PCサーバの稼動台数を増減させることが可能になった。仮想PCの稼働率が低い状態では、より少ない仮想PCサーバで仮想PCを稼働させるように仮想PCの配置を最適化し、余剰となったサーバを自動的に停止。仮想PCの稼働率が上がったら停止状態のサーバを順次起動して仮想PCを再配置する。この仕組みにより、1,500台のクライアントPCをVirtualPCCenterによるシンクライアントシステムに移行した場合、消費電力を最大で62%削減することができるという。