NEC、オフコン資産を継承できるIAサーバ「Express5800/600」にクアッドコア搭載モデルなど

 NECは2008年2月25日、オフコンのアプリケーション資産を継続活用できるIAサーバ「Express5800/600」シリーズのラインアップを一新、クアッドコアXeon搭載など計8モデルの出荷を開始した。価格は、クアッドコアXeon搭載のハイエンドモデル「Express5800/690xi」が4958万円から。

Ulteoデスクトップを初めて使ってみた

 外出時にリモートから自分のデスクトップやアプリケーションや文書にアクセスするための優れた方法としてはVNCがあるが、この方法にはいくつかの大きな欠点もある。例えば、自分のマシンの電源を入れたままにしておく必要があること、VNCプロトコルのセキュリティに問題があること、また多くの場合、自分のデスクトップにアクセスするために専用のVNCクライアントが必要となることなどだ。これらの問題を解決することを目標として、Mandriva創設者としても有名なGaël Duval氏がUlteo社を創設した。Ulteoのサービスを使えば、裏方の作業を引き受けてくれる同社のサーバがホストする本格的なKDEデスクトップを利用することができる。このサービスはまだベータ段階にあって招待ユーザしか利用することができないのだが、今回試すことができる機会に恵まれた。その結果、Ulteoが前途有望であることが分かった。

NEC、世界最小クラスのデスクトップ型シンクライアント端末

 NECは10月15日、幅広いマルチメディア機能に対応し、社外からVPN(Virtual Private Network)を経由して安全に社内システムに接続できる、手のひらサイズのデスクトップ型シンクライアント端末「US110」と、既存システムにあわせてカスタマイズ可能なモバイルノート型シンクライアント端末「US60」を発売した。

コネクトワン、擬似シンクライアント型のリモートアクセスソリューション

 コネクトワン(吉田晋代表取締役)は6月26日、指紋認証付きUSBメモリを活用して、一般のPCから社内システムへのアクセス認証が可能なリモートアクセスソリューションを7月1日に発売すると発表した。価格は、ライセンス料が50ユーザー版で84万円、指紋認証機能付きUSBメモリが1台あたり2万7800円。

クリアキューブ、ブレードPCの遠隔地利用を実現する新ポートを発表――数千マイル離れた場所からも快適にアクセス?

 米国クリアキューブ・テクノロジーは6月18日、ブレードPCの遠隔地利用を実現するシン・クライアントPCシステムを発表した。デスクトップ・クライアントをバックルームのPCブレード付近に設置する必要があることに不満を持つユーザーの獲得を期待している。

日本HP、シン・クライアント製品「ブレードPC」の新機種を発表──シン・クライアント事業の新戦略も披露

 日本HPは6月14日、同社のシン・クライアント製品「ブレード PC」シリーズの新機種「HP bc2000 Blade PC」を同日から販売開始した。併せて、その上位機種となる「HP bc2500 Blade PC」と、シン・クライアント機能を強化するソフトウェア2製品を8月中旬に販売すると発表した。

ZINGA、企業向けシンクライアント情報管理サービス開始、資本提携も

 サイボウズ(青野慶久社長)とインデックス・ホールディングス(椿進社長)の共同出資会社、ZINGA(ジンガ、大森洋三社長)は5月14日、携帯電話・パソコンなど利用端末に関係なく、取引先情報の管理・利用ができる法人向けシンクライアント情報管理サービス「Zinga」を開始すると発表した。