市販ソフト顔負けの機能を備えるHTMLエディタ「KompoZer」

 ブログやCMSの普及によって、Webサイトの制作時にHTMLを書く機会は減った。しかし、ちょっとしたデザインの変更や内容の手直しには、やはりHTMLを直接編集するのが一番だ。そこで役に立つのがHTMLエディタ・Webオーサリングツールである。今回紹介するのはフリーでありながら豊富な機能を備えるHTMLエディタ・Webオーサリングツール「KompoZer」だ。

Firefoxをブログエディタにする「ScribeFire Blog Editor」拡張

 Firefoxを利用して、他人のブログを閲覧すると同時に、自分でもブログへの投稿をしているという人は多いはずだ。そして、その多くはブログの管理ページへアクセスし、記事投稿の画面に入力したり、エディタなどを利用して書いたものをコピー&ペーストするなどして、作成していることと思う。しかし、あるWebページを見ていて、それに関連した記事を投稿したいと思った場合、新しいタブを開くなどしてブログの管理ページを開いていくのは、少し面倒である。ブログサービスによっては、ブックマークに専用の投稿URLを登録すると、開いているページのURLを埋め込んだ形で投稿フォームが開くようになっているものもあるが、それも手間が多少軽減されるだけだ。

Linuxデスクトップで使えるテキスト・エディター

 テキスト・エディターは構成ファイルの変更、cronジョブの設定、XMLファイルの編集といった作業から、READMEファイルを手早く作りたいときに至るまで、さまざまな作業で使われる。ありがたいことに、優れたエディターが数多く作成・提供されているが、ここでは中でも興味深いものを9つ選んで簡単に紹介しよう。エディターごとに得意とする作業は異なるが、そもそもツールに万能はあり得ない。いろいろ試して、自分の手にあったものを選んでほしい。

Vim/gVimをユーザフレンドリなエディタに変えるCream

 私は基本的にEmacs愛好派なのだが、時と場合によってはvi系エディタを使用せざるを得ないことがあり、そうした際にはviクローンのVimをグラフィカル化したgVimを使うことが多い。ただし絶対的な使用頻度が少なすぎるため、gVimの基本コマンドすらうろ覚えなのが実際だ。たいていは、試行錯誤的に操作手順を思い出すか、あるいは手あかの染み込んだ『vi Editor Pocket Reference』(日本語版)に手を伸ばすしかない。そんな状態が一変したのがCreamの存在を知ったときだ。