コードサイニング証明書(コード署名証明書)は、ベリサインなどの認証局(CA)から提供される証明書で、これを利用してソフトウェアなどのファイルに署名することでファイルの配布元を保証するとともに、ファイルの内容が改ざんされていないことを担保できる。この技術は10年以上前から利用されているが、マルウェア/アドウェアを仕込まれたコピー配布サイトの増加やWindowsにおける検証利用範囲の拡大などにより、近年では必要とされる場面が広がってきている。改めてコードサイニング証明書の現状を整理し、正確に把握していこう。
さくらの専用サーバとOpenStackで作るプライベートクラウド
専用サーバーサービスが共用サーバーやVPSサービスと大きく異なる点として、サーバー上で仮想マシンを動かせる点がある。これは最近増えている利用形態であり、オープンソースのツール群も整ってきている。そこで本記事では「さくらの専用サーバ エクスプレスG2シリーズ」に「OpenStack」という仮想化環境管理ツールを導入し、専用サーバーをいわゆるプライベートクラウドのように利用するための手順を紹介する。
SSDやioDriveの実力はいかほど? 「さくらの専用サーバ エクスプレスG2シリーズ」を試す
さくらインターネットのレンタルサーバー「さくらの専用サーバ エクスプレスG2シリーズ」は、4コアCPUのサーバーをリーズナブルな価格で利用できることに加え、SSDやioDriveといった高速なストレージを選択できるのが特徴だ。これら高速ストレージの実力はいかほどなのか、ベンチマークテストでその能力をチェックしていく。
nginxベースの高速なWordPress環境をお名前.comのVPSで構築
Webサイトやブログサイトを運営する際に使うCMS(コンテンツマネジメントシステム)として定番となっているWordPressは、ApacheとPHP、MySQLといった環境で利用するのが一般的だ。しかし、この構築環境は軽量とは言いがたいため、アクセスが多いサイトの場合サーバーリソースを潤沢にするか、バックエンドのチューニングが必須だ。そこで動作が軽く、プロキシサーバーとしても利用可能なWebサーバー「nginx」を使い、非常に高速なWordPress環境を構築する方法を紹介しよう。年額1万円未満で利用可能な「お名前.comのVPS 1GBプラン」でも、かなり実用的なWebサーバー環境が構築できる。
KVMを採用、さまざまなOSに対応するコストパフォーマンスの高いVPS「お名前.comレンタルサーバーVPS(KVM)」
GMOインターネットが提供するVPSサービス「お名前.com レンタルサーバーVPS(KVM)」は、高いコストパフォーマンスや、ISOイメージをアップロードして任意のOSをインストールできるといった特徴を持つVPSサービスだ。本記事では、お名前.com レンタルサーバーVPS(KVM)について、サービスの概要やスペック、独自OSのインストール方法などを紹介するとともに、ベンチマークテストなどで実際のスペックをチェックする。
ARM版Ubuntu Serverのインストールも可能! 小さくてもパワフル、OpenBlocks AX3活用レシピ
ぷらっとホームが発売した小型サーバーの新モデル「OpenBlocks AX3」は、CPUにiPadなどで採用されているのと同じ、ARM Cortex-A9コアをベースとしたMarvellのARMADA XPを採用、低消費電力ながら高い性能を持っているのが特徴だ。本記事ではこのOpenBlocks AX3の活用例として、パーソナルクラウドやVPNサーバー、Webフィルタリングルーターなどを紹介する。また、最近注目されているARM版のUbuntu Serverをインストールして使用する方法も解説する。
ARMアーキテクチャの高速CPU搭載、フルモデルチェンジしたOpenBlocks徹底レビュー
ぷらっとホームが超小型サーバー「OpenBlocks」の新モデルである「OpenBlocks Aファミリ」を発売した。OpenBlocks AファミリではARM系CPUの搭載によって処理性能が大幅に向上し、IAサーバーからの置き換えもできるという。本記事ではOpenBlocks AX3を試用し、ハードウェアおよびソフトウェアの特徴やベンチマークテスト結果、使用感などを紹介する。
グラフィカルな管理ツールを用意し、Windows Serverも利用できるKVM型VPS「GMOクラウドVPS」の性能をチェック
GMOクラウドが提供するVPSサービス「GMOクラウドVPS」は、Windows ServerおよびLinuxに対応するVPSだ。仮想化技術にはKVMを採用し、高い自由度や堅牢性が特徴である。本記事ではこのGMOクラウドVPSが提供する機能の紹介やWindows ServerにおけるVPSの利用法、ベンチマークテストによる性能チェックなどを行っていく。
JavaScriptでWebアプリを開発できる「Node.js」活用入門
Python+tweepy+web.py+Azureストレージで作るTwitter連携アプリケーション
Webアプリケーション開発で考慮すべきことの1つに「データをどこにどのように保存するか」という点がある。最近ではストレージにMongoDBなどの非SQL型データベースや、Amazon Web ServicesのS3、GoogleのBigtable、MicrosoftのWindows Azureストレージといったオンラインベースのストレージサービスを採用する例も多い。本記事ではこのなかでもWindows Azureストレージに注目し、PHPやPythonといった言語からAzureストレージを利用する方法や、Twitterと連携するサンプルアプリケーションなどを紹介する。
月額1,450円(税込)でメモリ2GBを利用可能、WebARENAの新サービス「VPS エントリー」の性能をベンチマークでチェック
NTTPCコミュニケーションズが提供するホスティング/データセンターサービス「WebARENA」の新サービスとして、新たに「VPS エントリー」が登場した。従来サービスの「WebARENA SuitePRO V3」と機能はほぼ同じながら月額1,450円(税込)でメモリ2GBの環境が利用できるという、コストパフォーマンスの高いサービスである。このVPS エントリーについてベンチマークテストを行い、その性能をチェックしてみよう。
Windows AzureでPerlやPython、Ruby、Git、SSH、MySQLを利用しよう
Windows AzureではPerlやPython、PHP、RubyなどによるWebアプリケーションの実行や、SSHによるアクセス、GitやMySQLの利用も可能だ。今回は前回作成した「FTPでアクセスできるWebサイト」をベースに、Windows Azure環境におけるPerlなどの言語環境構築や、SSH、MySQL、Gitなどのインストールについて解説する。
UNIX/Linux目線のWindows Azure入門ガイド
「Windows Azure」はWindows Serverユーザー向けのクラウドサービスというイメージが強いが、実際にはUNIX/Linux向けアプリケーションも数多く利用でき、UNIXライクなサーバーとして利用することも可能だ。本記事では「UNIX/Linuxに親しんでいるがWindows Azureは初めて」というユーザーに向け、Windows Azureの概要や開発環境の構築、Windows AzureをFTPでアクセスできる一般的なレンタルサーバーのように利用する方法などを紹介する。
特集:GitやSSHでOK、Windows AzureをUNIXライクなサーバーとして活用しよう
Microsoftのクラウドサービス「Windows Azure」は、Windows Server系OSを採用したクラウドサービスだ。Windows AzureはすでにWindows Serverなどで稼働しているサービスをクラウド化するものというイメージが強いが、オープンソースソフトウェアも実行でき、さまざまな活用法が考えられる。本特集ではこのようなWindows Azureでのオープンソースソフトウェアの活用について紹介していく。
1Gbpsの高速なネットワークをゆったり利用できるNTTPCコミュニケーションズのVPSサービスを試す
NTTPCコミュニケーションズが提供するホスティング/データセンターサービス「WebARENA」が、さらにより手頃感のある「WebARENA VPSエントリー」を4月12日からサービスINする。そこで本記事では同社のVPSサービス「WebARENAのVPS」についてその使用感やパフォーマンスをチェックするとともに、ファイルサーバーとして活用する例を紹介する。
GNOME Shellの使い方とFedora 16の標準アプリケーション紹介:最新Linuxディストリビューション、Fedora 16を使ってみよう[2]
Fedora 16はRed Hat Linuxの流れをくむLinuxディストリビューションであり、デスクトップ関連の機能やアプリケーションも充実している。前回のFedora 16インストール解説に続き、今回はFedora 16に搭載されているデスクトップ環境「GNOME Shell」の使い方と、標準でインストールされるアプリケーションについて紹介しよう。
独自の管理UIや高い拡張性を備えたVPSサービス「ServersMan@VPS Perfect」、性能や使い勝手をチェック
DTIが提供するVPSサービス「ServersMan@VPS Perfect」は、柔軟性や管理性の高さが特徴となるサービスだ。GREEプラットフォームに正式採用されるなど実績のある法人向け管理機能を個人/SOHO向けに最適化して搭載し、ソーシャルゲーム企業やオフィスサーバーとしての利用に適している。本記事ではServersMan@VPS Perfectを実際に試用し、その使い勝手やパフォーマンスをチェックしていく。
最新Linuxディストリビューション、Fedora 16を使ってみよう[1]:インストールと日本語環境の設定
11月8日、Linuxディストリビューション「Fedora 16」がリリースされた。Fedoraはエンタープライズ向けのLinuxディストリビューションを開発するRed Hatが支援するプロジェクトで、最新技術をいち早く採用・搭載しているのが特徴だ。本記事では最新版であるFedora 16のライブ版を使い、日本語環境でのインストール方法を紹介する。
毎月進化する490円/月のVPS「ServersMan@VPS」をオンラインストレージやVPNで活用しよう
近年、低価格のVPSサービスが注目を浴びている。従来このようなサービスは海外の事業者からしか提供されていなかったが、最近では複数の国内事業者が低価格ながら十分なスペックを持つVPSサービスを開始している。そのなかで、月額490円からという価格設定やストレージサービスとの連携機能、毎月行われる機能強化などを特徴とするVPSサービスがDTIの「ServersMan@VPS」だ。
仮想化サービス活用によるマルチプラットフォーム検証環境作成ガイド
Webアプリケーションやマルチプラットフォーム対応アプリケーションなどの開発工程において、面倒なのが開発・検証環境の準備である。特にWeb開発においては、さまざまなプラットフォームやWebブラウザに対し動作検証が求められる。このような開発環境において、仮想化を用いた開発・検証環境の構築が効果を発揮する。本記事では仮想化を利用したリモート検証環境の構築や、有用なツールなどを紹介する。