YouTubeやFlickrあるいはWikipediaなどのオンライン・コラボレーティブ・サービスには厖大な情報が蓄積されている。しかし、こうしたWeb 2.0サービスは異種サービス間で情報を共有することを前提には作られていない。これに対して、コーネル大学のグループはこの種の新しい形態のアプリケーションは相互運用性を念頭に構築すべきだと唱え、ARPAとNSFから資金提供を受けて研究を行い、
Fedora(Flexible Extensible Digital Object Repository Architecture)を生み出した。そして、そこから発展したプロジェクトが、このほど、Gordon and Betty Moore Foundationから、このソフトウェア・プラットフォームの機能拡張のために490万ドルの賞金を授与された。