低消費電力Atomマシンのメールセキュリティアプライアンス「tapirus」を検証

 HDEのメールセキュリティアプライアンス「taiprus」は、既存のメールシステムに挟み込むような設置をするだけで、メールの送受信に関わる迷惑メール対策とウイルス対策を行ってくれるアプライアンス製品である。消費電力を抑えたIntel Atomを搭載したライナップが用意されているので、その性能を検証してみよう。

PS3で任意のコードを実行可能にするオープンソースのハックツール「PSGroove」公開される

 PlayStatiion3で任意のコードを実行可能にするオープンソースのハックツール「PSGroove」が9月1日、GitHubにて公開された。USBポートを備えたAVRマイコンキット向けのコードで、PSGrooveをインストールしたマイコンをPS3に接続することで任意のコードが実行可能になるという。

ストレージやネットワーク、アプリケーションなどを異なる仮想マシン上で実行することで堅牢製を高めた「Qubes OS」公開

 ポーランドInvisible Things Labは4月7日、「仮想化技術を利用した強固なセキュリティ」をうたうデスクトップ向けOS「Qubes OS」アルファ版を公開した。Xenハイパーバイザ上で複数のOS環境を同時稼働させ、ストレージやネットワーク、アプリケーションなどを異なる仮想マシン上で実行させることでセキュリティを強化する。年内の正式版公開を目指している。

2010年春期情報処理技術者試験、過去の出題傾向から紐解く直前対策

 2010年4月18日(日)に、2010年春期情報処理技術者試験が実施される。古くからあるこの試験も、IT業界の現状のスキルマップにより適合するよう2009年に試験制度が変更された。今回は新制度となってから3回目の試験となり、受験者数が増加しているという。そのなかでも試験制度の中でも高度区分とされるデータベーススペシャリスト試験および情報セキュリティスペシャリスト試験の出題傾向を、情報処理技術者試験対策書籍を数多く著作している松原啓二氏に分析してもらった。

エフセキュア、Linuxプラットフォーム向けゲートウェイ型ウイルス対策製品新版

 エフセキュア(本社:横浜市)は、Linuxプラットフォーム向けのゲートウェイ型ウイルス対策製品「エフセキュア アンチウイルス Linux ゲートウェイ Ver.4.00」を2010年2月2日に販売開始した。価格は、ユーザー数(保護対象のPC、サーバ数)によって異なり、25ユーザー以下では初年度11万7000円(次年度更新は5万8500円)。

暗号化通信により安全にファイルを転送できるFTPS/SFTP/FTPクライアント「FileZilla」 の使い方

 最近、FFFTPなどのFTPソフトからログイン情報を取得するマルウェアが話題になっている。しかし、FTPはもともとパスワードやファイルを暗号化せずに送受信するため、ほかのクライアントでも盗聴などにより情報を盗まれる可能性がある。そのため、SFTPやFTPSといったより強固なセキュリティを備えるプロトコルを利用することをおすすめしたい。今回紹介するのは、これらに対応する高機能FTP/FTPS/SFTPクライアント「FileZilla」だ。

IPA、「安全なウェブサイトの作り方 改訂第4版」を公開

 情報処理推進機構(IPA)は2010年1月20日、Webサイト開発者・運営者が適切なセキュリティを考慮したWebサイトを作成するためのドキュメントの新版「安全なウェブサイトの作り方 改訂第4版」を公開した。とくに実践的な脆弱性対策を普及させるため、具体的な「失敗例」を従来版よりも拡充した。PDF形式で、自由にダウンロードできる。