BEA、次世代アプリ開発を支援する新プロジェクト「Genesis」を明らかに――BEA主催の年次コンファレンス「BEAWorld 2007 San Francisco」が開幕

 「パッケージ型のビジネス・アプリケーションの時代は終わりに近づいている。今後は、SOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づいて開発された、ビジネスの変化にリアルタイムに対応できる次世代のコンポジット・アプリケーションの登場が求められる」──そう主張するのは、米国BEA Systemsの創設者で会長兼CEOのアルフレッド・チュアング氏だ。氏は、米国サンフランシスコで開催された同社の年次ユーザー・コンファレンス「BEAWorld 2007 San Francisco」(2007年9月11日~12日開催)の開幕基調講演において、ビジネスの変化にダイナミックかつ迅速に対応できる次世代ビジネス・アプリケーションの開発を促進する新プロジェクト「Genesis」の内容を明らかにした。

ケアブレインズ、SugarCRM最新日本語版を年内に発売

 ケアブレインズ(本社:千葉市)は2007年9月3日、オープンソースベースのCRMソフトの最新バージョン「SugarCRM 5.0 日本語版」を年内に発売すると発表した。ブログラミングなしでカスタムモジュールを作成できる「モジュール・ビルダー」などの新機能を搭載。また、オープンソース版はライセンスにGPLv3を採用した。

Microsoftが統合コミュニケーション・サービスの提供を計画中――ホステッド・サービスとしてさまざまなアプリケーションと連携

 米国Microsoftは統合コミュニケーションを実現するための新たなホステッド・サービス「Service in the sky」の提供を計画している。同社幹部が21日、サンフランシスコで開催中の「VoiceCon」コンファレンス(8月20~23日)で明らかにした。

障害が頻発するGoogle Analytics、利用者の不満は“Googleの姿勢”――「障害が発生したら利用者に伝えるのが“筋”」との声

 米国Googleが無料で提供しているWebアクセス解析ツール「Google Analytics」でトラブルが頻発している問題で、利用者からは「同ツールを今後も利用して大丈夫か」と不安の声が上がっている。中でもトラブルの原因を、Googleが説明しないことに対する不安は大きいようだ。

Eben Moglen氏、Tim O'Reilly氏に「対話への参加」を呼びかける

 オレゴン州ポートランド発――O’Reilly Open Source Conventionの本日(7月24日)の席上、O’Reillyの創始者にてCEOを務めるTim O’Reilly氏に対して、Software Freedom Law Centerの取締役を務めるEben Moglen氏が敢然と立ち向かった。Moglen氏は、O’Reilly氏がこの10年間に行ってきたのは利潤追求と売名行為であると発言し、今後O’Reilly氏は“軽率な行為”を改めてソフトウェアの自由に関する対話に参加するよう求めたのである。