ネットワーク分散型ソフトウェアを想定したFSFライセンスのリリース

 GPLv3(GNU General Public License version 3)がリリースされてから約5カ月の間を経て、今回Free Software Foundation(FSF)からはGNU Affero General Public License(GAGPL)が公開された。これによりFSFの定める主要ライセンスの改訂作業はすべて完了したことになる。このGAGPLの適用対象としては、Webアプリケーションやサービス型ソフトウェアなどのネットワーク分散型ソフトウェアが想定されている。

Red Hatが明かした今後のロードマップ

 昨日(11月7日)、オープンソースソフトウェアベンダRed Hatの上級管理職層がジャーナリストとアナリストの前で新たなアプライアンス・プラットフォームを披露し、仮想化技術が同社の長期計画にどう絡んでいくかを語った。結論は、万事計画どおりに行けばRed Hatがほぼ8年後に世界のサーバ市場のシェアの半分を手にするというものだった。

アドビとBIGLOBE、企業向けASPサービス事業で提携、第1弾は電子文書管理

 アドビ システムズ(ギャレット イルグ社長)とNECビッグローブ(BIGLOBE、飯塚久夫代表取締役執行役員社長)は10月24日、アドビのアプリケーション群とBIGLOBEの高信頼性サービスプラットフォームを連携して実現する企業向けASPサービス事業を、日本市場でも共同で展開すると発表した。第1弾は、企業におけるセキュアな電子文書管理を実現する「BIGLOBEドキュメント コントロール サービス」を発売した。

air impress、動画コンテンツの有料セルフ配信ASPサービス、90秒まで無料

 インプレスグループのair impress(萩原和彦社長)は9月28日、ビジネス利用に特化したインターネット動画コンテンツ制作・配信ASPサービス「impressTV Presenter」を開始した。インターネット映像関連システムの開発、コンサルティングなどを行うデジタルクルーズ(押田賢一社長)と提供する。