ケアブレインズ、SugarCRM最新日本語版を年内に発売

 ケアブレインズ(本社:千葉市)は2007年9月3日、オープンソースベースのCRMソフトの最新バージョン「SugarCRM 5.0 日本語版」を年内に発売すると発表した。ブログラミングなしでカスタムモジュールを作成できる「モジュール・ビルダー」などの新機能を搭載。また、オープンソース版はライセンスにGPLv3を採用した。

 SugarCRM5.0は、米SugarCRMが開発するCRMソフトの最新版。米国では現在5.0ベータ版が公開されており、9月中に正式版がリリースされる予定。モジュール・ビルダーのほか、Ajaxを採用した新電子メールクライアント機能、高度なビジネスインテリジェンス機能、マルチプルホームページ、フィールドレベルアクセス権などの新機能を搭載する。

 日本では、ケアブレインズが日本語化した後にリリースとなる。料金体系は従来版と同じで、オープンソース版「Community Edition」が無料。有償版「Enterprise Edition」がオープン価格。「Professional Edition」が1ユーザーあたり年額4万7250円から。また、ASPサービス(月額6500円から)も提供する。

 また、10月12日に東京コンファレンスセンター品川(東京都港区、アレア品川内)で、関連イベント「SugarCRM Summit in Tokyo」を開催する。SugarCRMのJohn Roberts CEO、Jacob Taylor CTO、プロダクトマーケティング・ディレクタのChris Harrick氏が講演するほか、ユーザー事例などを紹介する。参加費は無料(先着100人)。同社Webサイトで申し込みを受け付ける。【鴨沢 浅葱/Infostand】

ケアブレインズ
http://www.carebrains.co.jp/