さくらの専用サーバではWebブラウザ経由でアクセスできるコントールパネルやJavaベースのリモートコンソールが用意されている。これらを利用することで、サーバーの稼働状況チェックや電源管理、ネットワーク管理、コンソールやBIOSの操作、サーバーの仮想CD/DVDドライブへのISOイメージのマウント、といった作業をリモートからネットワーク経由で行える。今回はさくらの専用サーバで提供されるこれら管理ツールについて紹介する。
オープンソースSDNプロジェクトのOpenDaylightが初リリース、「Hydrogen」が登場
オープンソースのSDN(Software Defined Network)プラットフォームを開発するOpenDaylight Projectは2月4日、初のリリースとなる「Hydrogen」を公開した。利用用途に合わせて3種類のエディションが用意されている。
新プロトコルサポートや細かい機能強化が多数追加された「Wireshark 1.10」リリース
ネットワーク解析ツール「Wireshark」開発チームは6月5日、最新安定版「Wireshark 1.10.0」をリリースした。Windows版での自動アップデートなど、さまざまな機能強化が図られている。
専用ルータと同等の機能を備えるLinuxベースのソフトウェアルーター「Vyatta」を使う
専用サーバーサービスを使って複数のサーバーを利用している場合や、サーバー上に仮想マシンを複数稼働させてネットワークを構築しているといった場合、仮想的なルーターを利用できると便利なことが多い。本記事では仮想マシン上にインストールして利用できるLinuxベースのソフトウェアルーター「Vyatta」を使い、専用サーバーのネットワーク上にルーターを設置する方法を紹介する。
ネットワークアクセス制御システム「PacketFence 4.0」リリース
カナダInverseのPacketFence開発チームは5月8日、オープンソースのネットワークアクセス制御システム「PacketFence 4.0」を公開した。Web管理画面の刷新といった変更が加わっている。
Linux Virtual ServerとKeepalivedで作る冗長化ロードバランサ
多数のクライアントがアクセスするような負荷の高いサービスや停止させられないサービスを運用する場合、複数のサーバーを使ってサービスの負荷分散や冗長化を行うのが一般的だ。本記事では、「Linux Virtual Server(LVS)」を使ってこのような構成を実現する方法について紹介する。
OpenStackの仮想ネットワーク管理機能「Quantum」の基本的な設定
OpenStack 2012.2(「Folsom」)で新たに追加された新コンポーネント「Quantum」は、クラウド環境内での仮想ネットワーク作成や管理を行うためのサービスだ。柔軟に仮想ネットワークを作成でき、またネットワーク仮想化に対応したハードウェアとの連携機能も搭載している。今回はこのQuantumの導入方法や、シンプルな仮想ネットワーク環境の構築方法について解説する。
独断と偏見によるInterop Tokyo 2012ミニフォトレポート
2012年6月13日から15日にかけて、千葉・幕張メッセで日本最大規模のネットワーク関連展示会「Interop Tokyo 2012」が開催されている。展示物はハードウェアやソリューションが中心で弊誌とはやや専門分野が離れているが、そのなかで弊誌記者が興味を持ったものを独断と偏見で紹介しよう。
オープンソースのネットワークアクセス制御システムPacketFence 3.2リリース
オープンソースのネットワークアクセス制御(NAC)システム「PacketFence」開発チームは2月23日、最新版「PacketFence 3.2.0」をリリースした。プロジェクトページなどからダウンロードできる。
hostsファイルをクリック1つで変更できる「Hosts Manager」
Windowsでは「hosts」と呼ばれるファイルを修正することで、手動でホストとIPアドレスの対応付けを行うことができる。しかし、短期間のテスト目的などで頻繁にhostsファイルを修正するのは非常に面倒くさい。このようなhostsファイルの書き換えを支援するGUIツールが「Hosts Manager」だ。
オープンソースのネットワークアクセス制御システム「PacketFence 3.0」リリース、RHEL 6サポートが追加される
オープンソースのネットワークアクセス制御システム「PacketFence」開発チームは9月21日、「PacketFence 3.0」を公開した。管理ポータル画面を一新したほか、ハードウェアサポートも拡充されている。
ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark」の最新安定版「1.6」登場
ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark」の開発チームは6月7日、「Wireshark 1.6」を公開した。今後はバージョン1.6系が安定版となる。WindowsとMac OS X(10.5.5以上)用のインストーラーおよびソースコードが公開されている。
ぷらっとホーム、各種ネットワークサービスを容易に提供できるアプライアンス「EasyBlocks」を発売
プラットホームは6月6日、DHCPやDNS、NTP、サーバー/ネットワークの監視管理といったネットワークコアサービス機能を提供する小型アプライアンス「EasyBlocks」を発売した。あらかじめ必要なソフトウェアのインストールや設定が行われた状態で出荷され、ケーブルを接続するだけで利用できる。複数台を組み合わせて利用することで冗長化やWebインターフェイスによる一元管理なども行える。
FSFのSkype対抗プロジェクトの土台となる「GNU SIP Witch」、バージョン1.0を公開
5月14日(米国時間)、SIPベースの通信サーバー「GNU SIP Witch 1.0」がリリースされた。また、同技術を利用したWebサイトを2011年の秋までに立ち上げ、無料の通話サービスを開始する計画も明らかにされた。
オープンソース団体のOutercurve、「Network Monitors Experts」プロジェクトを傘下に
米Microsoftが出資する非営利のオープンソース団体The Outercurve Foundationは2月9日(米国時間)、ネットワークモニタツール「Network Monitor Experts(NMExperts)」を傘下のプロジェクトとすることを発表した。同団体のシステムインフラ・統合カテゴリでは3つ目のプロジェクトとなる。
レガシーな証明書署名の脆弱性を修正したOpenSSH 5.8/5.8p1リリース
フリーのSSHサーバー/クライアント実装「OpenSSH」の開発者は2月3日、最新版「OpenSSH 5.8」およびその移植(portable)版である「OpenSSH 5.8p1」を公開した。1月24日に5.7/5.7p1を公開以来のリリースとなり、セキュリティ修正が加わった。
XenServerによるサーバー仮想化に対応、さくらインターネットの「専用サーバ」を使いこなす
さくらインターネットの「専用サーバ」は、月額8,800円からという低価格ながら、サーバー仮想化をサポートするというユニークなサービスだ。本特集では、この専用サーバ上で仮想化技術「XenServer」を活用してサーバー環境を構築したり、仮想サーバー環境のコピーや転送といった仮想化ならではのメリットを活用した柔軟な運用・管理を行う方法を紹介する。
米Tenable、脆弱性スキャン「Nessus 4.2.1」リリース
米Tenable Network Securityは2月22日、無料で利用できる脆弱性スキャンツール最新版「Nessus 4.2.1」を発表した。Windows、Mac OS X、Linux、FreeBSD、Solarisに対応、個人ユーザーは同社Webサイトから無料でダウンロードできる。
米Google、独自DNSサーバーサービス「Google Public DNS」を開始
米Googleは12月3日、無料の独自DNS(Domain Name System)サーバーサービス「Google Public DNS」を開始したことを発表した。Webブラウジングの高速化とセキュリティの改善の2つのメリットを提供するという。
dat落ちした2ちゃんねるのスレを読めるようにする、ログのP2P共有ツール「o2on」 の使い方
2ちゃんねるのスレッドは、書き込みの数が1000件を超えたり、しばらく書き込みがなかったりすると閲覧できなくなる。いわゆる「dat落ち」と呼ばれる状態だ。dat落ちしたスレッドは2ちゃんねるが運営しているサービスか、ウェブ上の過去ログ保存サイトを利用すると読むことができる。だが、2ちゃんねるのサービスは有償であり、過去ログ保存サイトでは読めないスレッドも多い。そこで役に立つのが「o2on」である。