応用情報技術者試験(2012年度秋期)「ロードバランサを用いた負荷分散」の解説

 2012年度秋期 応用情報技術者試験 午後問題に出題された12問から、問5の「ロードバランサを用いた負荷分散」に関する問題を取り上げ、解説していこう。まずはこの設問内容を掲示した後、その解答例とその解説を行っていくので順番に読み進めていただきたい。応用情報技術者試験の試験問題の全問ならびに全解答はIPAのホームページからPDF形式でダウンロード可能だ。ここで解説する解答例ならびにそのほか全問の解答例とその解説は、キャリアラボラトリーの資料でダウンロードできる。併せて参照していただければ幸いである。

OpenBlockS 600とHinemosで作るネットワーク管理・監視システム――アプリケーションマネージャを使ってみよう

 OpenBlockS 600におけるソフトウェアの目玉の1つに、アプリケーションを非常に簡単に導入できるアプリケーションマネージャ機能がある。今回はアプリケーションマネージャの機能を検証しながら、実際にアプリケーションを導入し利用する手順や、その際の注意点などを見ていこう。

OpenBlockS 600ネットワーク徹底活用――OpenBlockS 600をネットワーク機器として利用しよう

 OpenBlockS 600の魅力の1つに、ギガビットイーサネットを2基搭載している点がある。これをLinuxの多彩なネットワーク機能と組み合わせることで、ネットワーク機器の1つとしてさまざまに応用できる可能性があるのだ。そこで、今回はOpenBlockS 600をネットワークの運用や管理に活用することを考え、さまざまなネットワーク設定の方法を紹介していこう。

OpenBlockS 600を運用してみよう!――初期設定とWeb管理インターフェイスの利用

 ぷらっとホームから新たに発売されたOpenBlockS 600は、従来モデルから大幅にハードウェアの機能がアップしているのと同時に、ソフトウェア的にも大幅な更新が加えられ、より使いやすいものになっている。今回は、大きく強化されたWeb管理インターフェイスの使い方を中心に、OpenBlockS 600のセットアップに関して見ていこう。

大幅なスペックアップで生まれ変わった超小型Linuxサーバー「OpenBlockS 600」徹底活用

 超小型のLinuxサーバーとして有名な「OpenBlockS」に、新モデル「OpenBlockS 600」が登場した。業務向けを想定した堅牢性や拡張性、柔軟性といった従来モデルの特徴はそのままに、CPU動作クロックの大幅な向上やメモリ容量の増量、ギガビットイーサネットへの対応など、大幅なスペックアップが施されている。

パワーアップした超コンパクトサーバー、OpenBlockS 600 ハードウェアレビュー

 超小型ながら「サーバークオリティ」のLinuxボックスとして知られる、ぷらっとホームの「OpenBlockS」にこのたび新モデルが登場した。文庫本サイズという小型の筐体はそのままに、PowerPC 405EX/600MHzの採用やギガビットイーサネット×2への対応などにより、基本性能が大幅に強化されている。

膨大なログから必要な情報を素早く抽出──システム管理者の悩みを解消するITサーチエンジン「Splunk」

 システム運用において、トラブルシューティングやチューニング、法令などの理由でさまざまなログを取得・保管していると思うが、必要な情報を見つけ出すためには、どこに記録されていているのか、抽出するためのキーワードは何が適切かといった情報を事前に整理できていることが必要となる。とくにトラブル発生時は素早い対応が要求されるが、必要な情報を手軽に素早く取り出す手段を用意していない運用は多いのではなかろうか。そういったときに役立つのが、さまざまなログから情報抽出を行えるマクニカネットワークスの「Splunk」というツールだ(開発元は米Splunk)。

シスコがルータ製品のAPIを公開、サードパーティによるアプリ開発が可能に

 シスコシステムズ(本社:東京都港区)は2008年5月28日、サービス統合型ルータ製品「Cisco ISR」のAPIを公開すると発表した。同APIを含む開発用インタフェース「Cisco Application eXtension Platform(AXP)」を提供。顧客やサードパーティは、ルータと連動するビジネスアプリケーションを開発できるという。シスコがルータ用APIを公開するのは初めて。

SOHO向けルーターのセキュリティーを強化するPacketProtector

 組み込み型Linuxディストリビューションでは、OpenWRTがよく知られている。SOHO環境で一般的なワイヤレス・ルーターの多くで動作し、その種のものとしては初めて広く使われるようになったディストリビューションだ。 PacketProtector はそのOpenWRTをベースとして作られ、半年前に紹介したX-Wrt紹介記事)と同様、ネットワーク・セキュリティーを強化するための機能を標準搭載している。

NACベンダーの人気度、未導入ユーザーではCiscoが1位に――導入ユーザーの“ベンダー乗り換え度”が最も低いのはCA

 Cisco SystemsはNAC(ネットワーク・アクセス制御)製品の未導入ユーザーに抜群の人気を誇るが、導入済みのユーザーが同じベンダーのNAC製品を選択する割合ではCAがトップ――。こんな調査結果を米国の調査会社カレント・アナリシスが発表した。