Intel、マルチコアCPU/仮想化対応を強化したEthernetコントローラを発表――データセンターのネットワーク環境に照準

 米国Intelは7月23日、サーバ向けネットワーク・カードおよびマザーボード用のEthernetコントローラ2種を発表した。デュアルポートの10ギガビットEthernetコントローラ「82598」は9月に生産開始、ギガビットEthernetコントローラ「82575」はすでに出荷されている。

ルータファームウェアOpenWrtを拡張するX-Wrt

 OpenWrtをLinksys製ルータで使い始めて約1年になるが、今はそれが当たり前の状態になっている。何の問題もなく機能しているので、その存在を忘れてしまうくらいだ。ところが、X-Wrt.orgという、OpenWrtの関連プロジェクト(競合関係にあるわけではない)のサイトを見て、このプロジェクトの開発者たちが、OpenWrtを拡張すると同時に使いやすいものにする新しいユーザインタフェースの開発を懸命に進めていることを知った。

ネットワンシステムズ、ソーラス・システムズ社製メッセージ・ルーター

 ネットワンシステムズ(澤田脩社長)は3月5日、カナダのソーラス・システムズと販売代理店契約を締結し、同社製メッセージ・ルーター「VRS/32シリーズ」を4月1日に発売すると発表した。価格は2612万7000円からで、大規模SI事業者やコンテンツサービスプロバイダー、通信キャリアを対象に販売する。

専門家が実証、JavaScriptコードでルータを乗っ取る——対策はルータのパスワード変更

 米国シマンテックとインディアナ大学の研究者らは、悪意のあるJavaScriptコードによって、家庭用ルータが乗っ取られる可能性があるというテスト結果を発表した。研究者らは対策として、ルータの管理パスワードをデフォルト設定から変更するようユーザーに呼びかけている。

三菱電機、10ギガビットLAN間でも最大速度でパケット通信が可能なVPN装置

 三菱電機(下村節宏執行役社長)は2月15日、インターネットの暗号通信規格「IPsecv2」を使い、10ギガビットLANの最大転送速度で、あらゆるサイズのパケットをVPN(仮想私設網)上で転送できるVPN装置を開発したと発表した。今後はさらに多くの暗号にも対応させ、08年度を目標に製品化を目指す。

IEEE 802.11n部会、ドラフト規格のバージョン2.0を承認──標準化へ一歩前進

 先週、英国ロンドンで開催されたIEEE 802.11ワーキング・グループの会議において、次世代の高速無線LAN規格「IEEE 802.11n」の次期ドラフト仕様である「バージョン1.10」が承認された。ただし、今後もいくつかの標準化プロセスを経る必要があり、最終的な規格の承認は2008年以降になりそうだ。

プラネックス、単体ダウンロードができる「BitTorrent」搭載ルーターを発売

 プラネックスコミュニケーションズ(本社:東京都渋谷区)は、ファイル共有プロトコル「BitTorrent」を搭載して単体でダウンロードができるルータ2機種を発売した。米BitTorrentのライセンスを受けた製品の第一弾。8月17日から「Amazon.co.jp」内のブランドショップで販売している。

「NACソリューションの安全性に疑問あり」──セキュリティ専門家が警告:Black Hat USA 2006リポート

 NAC(Network Access Control)技術は、これまで多くの問題を抱える企業ネットワークの救い主として祭り上げられてきた。しかし、インサイティックスのセキュリティ専門家、オファー・アーキン氏は、「クライアントのアクセスを制御するだけで満足している企業IT管理者は、その考えを見直すべきだ」と警告を発している。

ソフトフロント、フリースケール、ウインドリバーがSIP/VoIP製品向けLinux開発環境と評価ボード提供

ソフトフロント(本社:札幌市)、フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン(本社:東京都目黒区、以下フリースケール)、ウインドリバー(本社:東京都渋谷区)は20日、 ソフトフロントのSIP/VoIPミドルウェア、フリースケールのi.MX31マルチメディアアプリケーションプロセッサ、ウインドリバーのLinuxベースのデバイス・ソフトウエア・プラットフォームを統合した評価ボードを通信機器および家電メーカー向けに提供を開始することを発表した。