ノベルと日本IBM、SolarisからLinuxへのサーバ移行プログラムで協業

 ノベルと日本IBMは2009年8月6日、SolarisサーバからLinuxサーバへの移行プログラム「リナックス搭載スケールアップ型サーバー移行支援プログラム(SUPRI:SUSE Linux Enterprise Server Scale Up Migration Program Running on IBM)」の提供を開始した。Solarisサーバを基幹業務に使っている企業向けで、SUSE Linux Enterprise Serverを搭載したIBMのスケールアップ型サーバ製品群「IBM Power Systems」「IBM System z」への移行を支援する。

デル、インテル、レッドハットの3社がLinuxサーバへの移行プログラムで協力

 デル、インテル、レッドハットの3社は2009年6月23日、SPARCベースのSolaris環境からIAプラットフォームへの企業システムの移行・普及を協力して促進すると発表した。Red Hat Enterprise Linux/デルサーバへの移行にフォーカスしており、同日、デルが移行プログラムの提供を開始した。

オープンソースのビジネスインテリジェンスに自由と柔軟性を見いだした大学

ネブラスカ大学(University of Nebraska)は、常にMicrosoftの得意先だった。同学におけるデータおよびインターネットの専門家Amy Stephen氏は、まだ世に出たばかりのWindows NTにインストールディスクが27枚もあった頃を回想する。「Windows NTを採用したのは、それまでに考案されていたあらゆるネットワーク・プロトコルやデスクトップ・アプリケーションが学内で使用されていたからです。当時、そうした多様性に対応できたのはMicrosoftだけでした」。しかし、Microsoft本来の「獲物を狙う貪欲さ」がなりをひそめ、同社がもはや大学側のニーズを重視しなくなった今、Stephen氏の目にはオープンソースのソリューションのほうがずっと魅力的に映っている。

トヨタの米国ディーラー、COBOLプログラマーの減少を見据えメインフレームを刷新

 自動車販売会社のJMファミリー・エンタープライズ(本社:フロリダ州ディアフィールド)の子会社で、フランチャイズ方式の自動車ディーラー網を運営しているサウスイースト・トヨタ・ディストリビューターズ(SET)が取り組むメインフレーム刷新プロジェクトでは、COBOLユーザーにとって頭痛の種となりうる“フィールド拡張”が実施されている。

コミュニティセンタで活躍するPC-BSD

私は非営利のコミュニティセンタでITディレクタを務めている関係上、いつも様々な苦労に見舞われているが、最大の問題は予算がないことだ。そうした現実を反映するかのように、私達のセンタは機能的に見劣りする旧式のコンピュータで溢れている。当然の帰結として私は、フリーで操作性に優れたオープンソースソフトウェアを常に探し回っている。そのような状況の中、私が標準のオペレーティングシステムとして選択したのが、旧式マシンでも優れたパフォーマンスを発揮してくれるPC-BSDであった。

英ESR社がLinuxとOSSに移行

ESR Technology’sのコンピュータネットワークは、同社が環境および技術コンサルタント業に携わる英国のAEA Technologyの傘下にあった頃には、Novell NetWareとMicrosoft Windowsで構成されていた。昨年10月にColler Capitalに買収された後、このリスク管理企業ESRは、6カ月をかけて、世界中にいる100名以上のユーザに対応する新しいインフラストラクチャの選定と設計、そして実現を行った。ESRは、Linuxが一番確実、という決断を下した。