東京証券取引所は2010年大発会の1月4日、新売買システム「arrowhead」(アローヘッド)を稼動させた。Linuxベースの分散システムで、応答時間5ミリ秒の高速で売買注文の処理を高速化した。
ノベルと日本IBM、SolarisからLinuxへのサーバ移行プログラムで協業
ノベルと日本IBMは2009年8月6日、SolarisサーバからLinuxサーバへの移行プログラム「リナックス搭載スケールアップ型サーバー移行支援プログラム(SUPRI:SUSE Linux Enterprise Server Scale Up Migration Program Running on IBM)」の提供を開始した。Solarisサーバを基幹業務に使っている企業向けで、SUSE Linux Enterprise Serverを搭載したIBMのスケールアップ型サーバ製品群「IBM Power Systems」「IBM System z」への移行を支援する。
レッドハット、JBoss移行を促進する技術情報サイト開設
レッドハットは2009年7月16日、既存の商用ミドルウェアから「JBoss Enterprise Middleware」へ移行するために必要な技術情報を提供するWebサイト「JBossマイグレーションリソースセンター」を開設した。日本語ドキュメントの無料提供などで移行を促す。
デル、インテル、レッドハットの3社がLinuxサーバへの移行プログラムで協力
デル、インテル、レッドハットの3社は2009年6月23日、SPARCベースのSolaris環境からIAプラットフォームへの企業システムの移行・普及を協力して促進すると発表した。Red Hat Enterprise Linux/デルサーバへの移行にフォーカスしており、同日、デルが移行プログラムの提供を開始した。
レッドハット、他社商用アプリからJBossへの移行促進プログラム
レッドハット(本社:東京都渋谷区)は2008年9月24日、他社の商用アプリケーションサーバから「JBoss Enterprise Application Platform」への移行を加速する企業向けプログラム「JBossアクセラレーション・プログラム」を開始した。自社が移行を実施してきた経験や技術などを総合的に提供する。
シーピーアイ、各OS間でデータ移行ができるお引越しソフト
シーピーアイ(野尻泰正代表取締役)は、PC間のデータ移行ができるお引越しソフト「即!Vista へお引越し2」を4月18日に発売すると発表した。価格は5040円。
カール、C/S型アプリ「Curl」を使ったWebシステムに自動変換するツール群
カール(井藤登社長)は11月21日、クライアント/サーバー(C/S型)アプリケーションソフトを、リッチクライアント言語「Curl」を用いたWebシステムに自動変換するツール群「V2C」を発売した。
ソースネクスト、環境設定のバックアップもできるデータ移行ソフト
ソースネクスト(松田憲幸社長)は6月26日、古いパソコンから新しいパソコンへのデータの移行や環境設定ファイルのバックアップ、データの消去ができるソフト「引越おまかせパック 2 GOLD」を7月27日に発売すると発表した。価格は3970円。
アシスト、「OpenOffice.org」の企業向け導入支援サービス開始
アシスト(本社:東京都千代田区)は、オープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org」の企業向け導入支援サービスを2007年6月1日から提供開始する。自社で実際に導入して得たノウハウを活用する。
アシスト、社内オフィスツールをOpenOffice.orgに全面移行
アシスト(本社:東京都千代田区)は2007年3月15日、社内のオフィスツールをMicrosoft OfficeからOpenOffice.orgに全面移行したと発表した。オープンソースソフト利用促進の一環で、今後、移行ノウハウを蓄積してコミュニティに還元するほか、オープンソースビジネスへの可能性を探ってゆくという。
サイオス、SolarisアプリケーションをLinuxに移行するサービス
サイオステクノロジー(本社:東京都港区、旧テンアートニ)は2007年3月12日、Solaris/SPARCサーバ上で稼動するアプリケーションをLinuxサーバに移行するサービス「Virtual LSS Solaris 2 Linux」を開始した。短期間・低コストでハードウェアの移行が可能という。
オープンソースのビジネスインテリジェンスに自由と柔軟性を見いだした大学
ネブラスカ大学(University of Nebraska)は、常にMicrosoftの得意先だった。同学におけるデータおよびインターネットの専門家Amy Stephen氏は、まだ世に出たばかりのWindows NTにインストールディスクが27枚もあった頃を回想する。「Windows NTを採用したのは、それまでに考案されていたあらゆるネットワーク・プロトコルやデスクトップ・アプリケーションが学内で使用されていたからです。当時、そうした多様性に対応できたのはMicrosoftだけでした」。しかし、Microsoft本来の「獲物を狙う貪欲さ」がなりをひそめ、同社がもはや大学側のニーズを重視しなくなった今、Stephen氏の目にはオープンソースのソリューションのほうがずっと魅力的に映っている。
シマンテック、Vistaに対応しOSの一斉導入可能な管理ソリューション
シマンテック(木村裕之社長)は1月18日、企業向け管理ソリューションの最新版「Ghost Solution Suite 2.0」を発表した。今回のバージョンではWindows t Vistaとx64ビット版Windowsに対応した。
トヨタの米国ディーラー、COBOLプログラマーの減少を見据えメインフレームを刷新
自動車販売会社のJMファミリー・エンタープライズ(本社:フロリダ州ディアフィールド)の子会社で、フランチャイズ方式の自動車ディーラー網を運営しているサウスイースト・トヨタ・ディストリビューターズ(SET)が取り組むメインフレーム刷新プロジェクトでは、COBOLユーザーにとって頭痛の種となりうる“フィールド拡張”が実施されている。
XandrosがLinuxを半額に、98、Meから乗り換え奨励
米Xandrosは28日(米国時間)、Windows 98/Meの利用者を対象に、同社のLinuxの半額キャンペーンを開始した。米Microsoftが最近、98/Meのサポートを打ち切り、取り残されたユーザーに不安、不満が広がっているため、乗り換えを促す好機と判断した。
NEC、異種データベース連携ソフトの最新版「DataCoordinator/RA Ver3.2」
NECは2006年7月19日、種類の異なるデータベースのデータを連携させるソフトの最新版「DataCoordinator/RA Ver3.2」の販売を開始した。7月24日から出荷する。
NTTデータと日本HP、マイグレーション事業で協業
NTTデータ(浜口友一社長)と日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は7月18日、メインフレームなどの大規模基幹システムの既存アプリケーション資産を、最新のオープンシステム環境へ移行する「マイグレーション事業」のサービス拡販を目的に協業したと発表した。
コミュニティセンタで活躍するPC-BSD
私は非営利のコミュニティセンタでITディレクタを務めている関係上、いつも様々な苦労に見舞われているが、最大の問題は予算がないことだ。そうした現実を反映するかのように、私達のセンタは機能的に見劣りする旧式のコンピュータで溢れている。当然の帰結として私は、フリーで操作性に優れたオープンソースソフトウェアを常に探し回っている。そのような状況の中、私が標準のオペレーティングシステムとして選択したのが、旧式マシンでも優れたパフォーマンスを発揮してくれるPC-BSDであった。
NTTデータとサン、システムを最適化するマイグレーション分野で協業
NTTデータ(浜口友一社長)とサン・マイクロシステムズ(サン、末次朝彦社長)は6月28日、メインフレームなどのシステムを最適化するマイグレーション分野で協業したと発表した。
英ESR社がLinuxとOSSに移行
ESR Technology’sのコンピュータネットワークは、同社が環境および技術コンサルタント業に携わる英国のAEA Technologyの傘下にあった頃には、Novell NetWareとMicrosoft Windowsで構成されていた。昨年10月にColler Capitalに買収された後、このリスク管理企業ESRは、6カ月をかけて、世界中にいる100名以上のユーザに対応する新しいインフラストラクチャの選定と設計、そして実現を行った。ESRは、Linuxが一番確実、という決断を下した。