NEC、異種データベース連携ソフトの最新版「DataCoordinator/RA Ver3.2」
NECは2006年7月19日、種類の異なるデータベースのデータを連携させるソフトの最新版「DataCoordinator/RA Ver3.2」の販売を開始した。7月24日から出荷する。
Oracle、SQL Server、PostgreSQLなどの異種DBが別々に蓄積したデータをネットワーク経由で連携させるソフトで、データの全体または一部を任意のタイミングで他のデータベースに反映させることができる。GUIを使って、新たなプログラム不要で操作できるのが特徴。
2005年7月に発表した製品の最新バージョンで、前バージョンから3カ月ぶりのマイナーバージョンアップとなる。Ver3.2では、対応データベースにLinux版Oracle(RedHat Enterprise Linux AS/ES3.0)を追加。また、NEC製メインフレームOSであるACOS-4上のVSASファイルとの連携を可能にした(利用にはACOS側でプログラムプロダクト導入が必要)。
価格は、管理サーバに導入する「DataCoordinator/RAサーバ」が200万円、各データベースサーバに導入する「DataCoordinator/RAエージェント」が1データベースあたり140万円。【鴨沢 浅葱/Infostand】
DataCoordinator
http://www.ace.comp.nec.co.jp/dc/