NTTデータと日本HP、マイグレーション事業で協業
NTTデータ(浜口友一社長)と日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は7月18日、メインフレームなどの大規模基幹システムの既存アプリケーション資産を、最新のオープンシステム環境へ移行する「マイグレーション事業」のサービス拡販を目的に協業したと発表した。
大規模基幹システムで多くの構築実績を持つNTTデータと、サーバーなどのオープンシステムを構築する日本HPが協業することで、移行のための環境分析から保守、運用までの大規模基幹システムのオープンシステム移行全般をサポートする。
今回の協業では、NTTデータが開発したマイグレーション方法論とツールに対し、日本HPのハードウェアに特化した機能拡張とカスタマイズを共同で実施。 これにより、さまざまなパターンのマイグレーション需要に迅速に対応できる。また、日本HPが98年に開設した「キャパシティ・プランニング・センター」をNTTデータが優先的に使用できる環境を準備し、この環境を利用して顧客に最適なソリューションを提供する。
さらに両社は、メインフレーム上の既存資産の分析からマイグレーション実施や保守、運用に至るまでの一貫した新しいマイグレーション関連サービスを共同提供する体制を整える。両社では、3年間で100億円の受注獲得を目指す。
NTTデータ=http://www.nttdata.co.jp/
日本ヒューレット・パッカード=http://www.hp.com/jp/
提供:BCN