シマンテック、Vistaに対応しOSの一斉導入可能な管理ソリューション

 シマンテック(木村裕之社長)は1月18日、企業向け管理ソリューションの最新版「Ghost Solution Suite 2.0」を発表した。今回のバージョンではWindows t Vistaとx64ビット版Windowsに対応した。

 Windows、Linuxシステムのイメージング・展開・管理が行えるソリューション。ファイル、セクタ単位のイメージング、OSの移行、ソフトウェアの配布、ユーザデータをはじめとするPCの固有情報の移行、ハード・ソフトウェアの構成情報管理、システムを安全に廃棄するといった機能を搭載する。集中管理コンソールで、デスクトップやノートPC、サーバーをはじめ、リモートモバイルコンピュータのシステム管理も行える。

 複数のPCに展開が可能な単一イメージファイルの作成が可能で、イメージファイルを複数で保存する必要がなくなる。同社によると、手作業でのWindowsシステムの導入・移行よりも時間とコストを最大90%削減できるという。

 今回、NTFSイメージの編集にも対応。従来のFATイメージとEXT2/3イメージ編集の既存機能に加え、基本のファイルシステムに関係なく、Ghostイメージ内のファイルとフォルダの追加や移動、修正が可能になった。

シマンテック=http://www.symantec.com/jp

提供:BCN