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FreeBSDの最新版「FreeBSD 8.0-RELEASE」が、2009年11月26日にリリースされた。本記事ではこのFreeBSD 8.0-RELEASEについて、インストールの注意点や日本語GNOME環境の構築などを説明する。
FreeBSDの最新版「FreeBSD 8.0-RELEASE」が、2009年11月26日にリリースされた。本記事ではこのFreeBSD 8.0-RELEASEについて、インストールの注意点や日本語GNOME環境の構築などを説明する。
日本でもユーザーが多いLinuxディストリビューションであるFedoraの新版、「Fedora 12」がリリースされた。Fedora 12ではカーネルとしてLinux 2.6.31を搭載し、WebCamのサポート強化、次世代ビデオコーデック「Ogg Theora 1.1」の採用、オーディオ機能や電源管理の改善が行われている。今回はこのFedora 12の変更点のポイントを紹介しよう。
openSUSE 11.1のリリースから約11か月、待望のopenSUSE 11.2がリリースされた。openSUSE 11.2では標準ファイルシステムがext4になるなど、多くの変更が加えられている。今回はこのopenSUSE 11.2の特徴や、インストールおよびデスクトップの使い勝手などをレビューして行く。
BSD UNIXの流れを汲むオープンソースのOSといえばFreeBSD、NetBSD、OpenBSDが御三家と言える。知名度から言えばFreeBSDがダントツだが、他の2つも着実に進化を続けている。今回は、セキュリティの高さで定評のあるOpenBSDを紹介する。
今回紹介するPlamo Linuxは、こじまみつひろ氏を中心に開発されている国産ディストリビューションだ。「Plamo」の名前の由来は、もちろんプラモデルである。その名前が示すように、「完成品」ではなく、ホビー感覚で組み上げていく楽しみを味合わせてくれるディストリビューションの1つである。
FreeBSDはBSD UNIXの血を引く由緒正しきUNIX OSであり、そのセキュリティの高さと安定性により、サーバー用途などで広く普及している。しかし、インストールや環境設定の難しさなどからデスクトップOSとしてはあまり一般には普及していない。そのため、ここ数年、FreeBSDをベースにデスクトップOSとしての操作性を向上させることを目指す、いくつかのプロジェクトが盛り上がりを見せている。今回紹介する「DesktopBSD」もその1つである。
2009年9月13日、オープンソースのBeOS互換OS「Haiku」の初となる公式開発版「Haiku R1/Alpha」がリリースされた。Haikuはフルスクラッチで開発されているが、マイクロカーネルの採用やPOSIX互換、高い並列処理パフォーマンスと言ったBeOSの特徴を引き継いでいる。
歴史が長く、かつてはLinuxディストリビューションの代表と言われていたSlackwareが、約2年ぶりにメジャーアップデートされた。SlackwareはThe Slackware Linux Projectが開発しているLinuxディストリビューションで、1993年に登場したSlackware向けの日本語追加パッケージ集「JE」(Japanese Extension)は、日本でのLinux普及に最初に貢献したとも言われている。ちなみに筆者が最初にインストールしたLinuxもSlackwareとJEの組み合わせである。
今回紹介するVine Linuxは、日本人にとって真に使いやすいLinux環境を目指して開発されている、国産のLinuxディストリビューションである。Project Vineのメンバーを中心に、当初はRed Hat Linuxをベースに開発がスタートしたが、現在では独自に開発が進められている。日本語環境の使いやすさと安定性から、個人用ユーザのデスクトップOSや教育用Linuxとして定評がある。
今回はちょっと毛色の変わったLinuxディストリビューションとして、Fedoraをベースに音楽ストリーミングサーバー機能に特化した「VortexBox」を紹介しよう。オフィシャルサイト(http://vortexbox.org/)によると、Pentium 4/500MHz以上、メモリ512MBという比較的低スペックなシステムで動作し、余っているPCを音楽サーバにするのに最適なシステムとのことだ。最新版はFedora 11をベースにしたVortexBox 0.8である(リリースは2009年7月20日)。
openSUSEは、Ubuntuなどと並んで、デスクトップの使いやすさで人気の高いディストリビューションである。現在のopenSUSEの最新版はopenSUSE 11.1であるが、次期バージョンであるopenSUSE 11.2の開発も進んでいる。今回はこのopenSUSE 11.2の開発版「oepnSUSE 11.2 Milestone 5」についてレビューを行った。
今回紹介するSuperGamerは、その名のとおりゲームに特化したLinuxディストリビューションだ。Linuxで動作するゲームを多数収録したライブDVDとして提供されている。最新版は2009年7月23日にリリースされた「Supreme SuperGamer」である。
Momonga Linuxは、Momongaプロジェクトが中心となって開発している国産Linuxディストリビューションだ。「使う人が作る、『俺に優しい』ディストリビューション」をキャッチプレーズに、個性豊かで開発者自身も使い勝手がよいと感じるディストリビューションを目指している。最新版は、2009年7月27日にリリースされたバージョン6(コードネーム「Touka」)である。カーネルにはlinux-2.6.29.6を採用し、標準ファイルシステムは従来のext3からext4と変更された。また、bash4やGCC 4.3、RPM 4.7など、基幹となるソフトウェアが大幅にバージョンアップされている。
Androidは、Googleが中心とするOpen Handset Allianceにより開発されているオープンソースの携帯電話向けソフトウェアプラットフォームである。今回紹介する「Live Android」は、x86版AndroidをライブCD化して手軽に利用できるようにしたもので、ASUSのネットブック「Eee PC 701」用のAndroidをベースにしたものだ。
近年のLinuxディストリビューション界では、FedoraやUbuntuといった「フル装備」のディストリビューションだけでなく、Puppy LinuxやDamn Small Linux(DSL)など、「小型・軽量」をアピールするディストリビューションも増えている。そのなかでも「Tiny Core Linux」は、ライブ版のファイルサイズがわずか10MBという、まさに「超小型」なLinuxである。
今回紹介するPCLinuxOSは、デスクトップ用ディストリビューションとして人気だったMandrake Linux(現Mandriva Linux)から2003年に分岐したディストリビューションだ。美しくデザインされたデスクトップや使いやすいGUI管理ツール「PCLinuxOSコントロールセンター」に定評がある。さらに、Flash Player、QuickTimeやWindowsビデオの再生プラグイン、DVDプレーヤー、Javaの標準搭載など、Windowsからの乗り換えユーザでも違和感なく使える完成度を誇っている。
メジャーなディストリビューションが肥大化するいっぽうで、軽量Linuxと呼ばれるジャンルのデスクトップ向けLinuxディストリビューションも注目を集めている。軽量Linuxとは、古いPCでも快適に動作するように、システムをチューンナップし、搭載アプリケーションも動作が軽いものに絞ったディストリビューションだ。その代表と言えるのが、オーストラリアのBarry Kauler氏が開発するPuppy Linuxで、日本語ローカライズ版も「パピーリナックス日本語版」(http://openlab.jp/puppylinux/)で公開されている。
今回は、前回のLinux Mintに引き続いて、Ubuntuの派生ディストリビューションとして豊富な追加アプリケーションと刺激的なデザイン性により注目を集める「Ultimate Edition」(http://ultimateedition.info/)を紹介しよう。
今回紹介するLinux Mintは、現在デスクトップLinuxとしてもっとも人気が高いUbuntuをベースに、よりエレガントな外観と優れた操作性を目指して開発されているLinuxディストリビューションだ。その最新版は、2009年5月26日にリリースされたLinux Mint 7(コードネーム「Gloria」)である。
Fedoraの最新版である、Fedora 11(コードネーム「Leonidas」)が2009年6月9日にリリースされた。当初の予定から約2週間ほど遅れての登場となる。本稿では、Fedora 11の新機能を中心に紹介していく。