メディアサーバー「VortexBox 1.5」リリース、iTunes 10に対応

 メディアサーバー「VortexBox」の開発チームは9月21日、最新版「VortexBox 1.5」をリリースした。「iTunes 10」に対応するため、DAAP(Digital Audio Access Protocol)サーバーを一新した。

 VortexBoxは、Fedoraベースのメディアサーバーディストリビューション。使用していないPCにインストールしてメディアサーバーやジュークボックスとして利用できる。挿入したCDを自動でリッピングしてFLACやMP3にエンコードする機能やID3タグを利用した編集、アートワークのダウンロードなどができる。SMB、AppleTalk、DAAP、NFS、DLNAなどのプロトコルに対応、Windows、Mac OS Xへの音楽ファイルのストリーミング配信もできる。

 最新版では、9月初めに公開された最新のiTunes 10に対応するためDAAPサーバーを一新、FLACファイルをWAVファイルにエンコードすることでiTunesに配信可能となった。

 ストリーミングサーバー「Squeezebox Server」(米Logitech)も最新版(バージョン7.5.1)にアップデートし、VortexBox上のサービスを制御できる管理パネルを追加した。

 最新版はVortexBoxのWebサイトより入手できる。ライセンスはGPL v3。

VortexBox.org
http://vortexbox.org/

ダウンロード
http://vortexbox.org/downloads