オープンソースのグループウェア「Group-Office 4.0」リリース

 7月4日、オープンソースのグループウェア「Group-Office 4.0」がリリースされた。カレンダーやファイル共有、CRM、プロジェクトマネージメント、メール、スマートフォンやPDAとの同期といった機能を備えるグループウェアで、AGPLでリリースされるCommunityエディションと、追加機能やサポートが付いた有料商用版(Professionalエディション)が提供されている。

CBA、「Aipo4」とIP-PBXを連携させたSaaS型コミュニケーション環境を開発

 システム開発・運用のコミュニケーションビジネスアヴェニュー(CBA、本社:横須賀市)は2008年10月21日、国産OSSグループウェア「Aipo4」(アイポ4)と、AsteriskベースのOSS IP-PBX「trixbox Pro」(トリックスボックスプロ)を連携させたSaaS型次世代コミュニケーション環境を開発すると発表した。中小企業向けで、2009年初めに提供開始する予定。

日本スケーリックス、グループウェア「Scalix」最新版

 日本スケーリックス(本社:東京都中央区)は2008年10月14日、メッセージング/コラボレーションソフトの最新版「Scalixバージョン11.4.2」をリリースした。Microsoft Exchangeとの高い互換性を特徴とするグループウェアで、複数ユーザーの予定を表示・編集管理できる「プランニングビュー(計画表示)」機能の正式版を搭載した。

アイキューブドシステムズ、プロジェクト管理システム「9Arrows」をオープンソース公開

 アイキューブドシステムズ(本社:福岡県大野城市)は2008年9月9日、プロジェクト管理システム「9Arrows」(ナインアローズ)をオープンソースソフトとして公開した。ライセンスにはGPLv3を採用。また、改変したソースコードを非公開にできるライセンスも別途準備中。

オープンソースのグループウェアScalixが新バージョンでMicrosoft Exchangeに挑む

 コラボレーションプラットフォームScalixは、最新のバージョン11.4により、Microsoft Exchangeの置き換えを狙っている。2001年にHewlett-Packardが手放したOpenMailプラットフォームをベースに、Scalix社が開発を続けてきたこの製品は、今やオープンなAPIを使ってERP、CRM、請求決済支援といったシステムとの統合が可能な、企業向けのメールおよびグループウェアサーバとなっている。大半のLDAP認証メカニズムと互換性があり、WindowsのActive DirectoryやNovellのeDirectory、Red HatのDirectory Serverの認証に対応する。最も注目されるのがMicrosoft Exchangeとの互換機能であり、Outlookクライアントを使ってScalixプラットフォームにアクセスすることができる。また、ExchangeのOutlook Web Access(OWA)とほとんど同じAjaxベースのクライアントも用意されている。さらに、Outlookだけでなく、Exchangeによるほかの既存メールシステムとも問題なく共存できるという。

アセントネットワークス、OSS業務アプリをSaaSで提供するポータルサイト開設

 アセントネットワークス(本社:東京都台東区)は、中小企業向けにオープンソースの業務アプリケーションをSaaS形式で提供するポータルサイト「Pepbiz.jp」を2008年5月27日開設した。初期費用は無料で月額料金がかかる。年間目標として顧客企業1000社、売上月額2100万円を目指す。