独Open-Xchange、グループウェア最新版でFacebookやTwitterを統合可能に
オープンソースのグループウェアを開発する独Open-Xchangeは11月24日(ドイツ時間)、最新版「Open-Xchange 6.14」を発表した。「Facebook」など外部サービスとの統合により、データハブを目指すという。
最新版では、Twitter、Facebook、LinkedIn、XingなどのSNSや、Gmail、Yahoo Mailなどの電子メールサービスなど、外部サービスとの統合が簡素化された。ウィザードを利用して、容易に設定できるという。メッセージは自動で振り分けられ、単一のインボックスで閲覧や管理できる。モバイルとの同期も加わり、ユーザーがいつでも・どこでも、端末を問わずに自分のデータにアクセスしたり、データを管理できる“データハブ”を目指す、とOpen-XchangeのCEOは述べている。
このほか、チームカレンダービューを一新、チームメンバーのスケジュールを時間、日、週などの単位で閲覧できるようになった。また、Outlookとのコネクタ拡張「OXtender」が強化され、AJAX User Interfaceの使い勝手も改善されている。
Open-Xchangeはオンプレミス版(Appliance EditionとServer Edition)とSaaS版(Hosting Edition)の2種類があり、価格はAppliance Editionの場合、サーバー1台あたり675ドルからとなっている。同社によると、現在ユーザー数は1500万人という。
独Open-Xchange
http://www.open-xchange.com/