ベアメタル「Ironic」が正式導入された「OpenStack 2015.1(Kilo)」リリース

 OpenStack Foundationは4月30日、オープンソースのクラウド基盤ソフトウェア「OpenStack 2015.1」(開発コード「Kilo」)をリリースした。ベアメタルサービス「Ironic」が正式に導入となったほか、IDサービス「Keystone」でのマルチクラウド環境対応など、既存コンポーネントの強化も行われている。

米Joyent、コンテナ技術を活用するためのソフトウェア「SmartDataCenter」と「Manta」をオープンソースで公開

 IaaSおよびPaaS事業者の米Joyentは11月3日、「SmartDataCenter(SDC)」と「Manta Storage Service」の2種類の技術をオープンソースとして公開した。共にコンテナ技術を活用するための管理ツールで、オープンソースにすることでコンテナベースのアーキテクチャの受け入れを促進する狙い。

「OpenStack 2014.2 Juno」公開、データ処理サービス「Sahara」が正式版に

 オープンソースのクラウド基盤「OpenStack」の開発母体であるOpenStack Foundationは10月16日、最新版となる「OpenStack 2014.2」(開発コード「Juno」)をリリースした。データ処理サービス「Sahara」プロジェクトが正式プロジェクトとなり、ネットワーク仮想化機能「NFV」の初期サポートも加わっている。

コマンドラインツール「sacloud」でさくらのクラウドを操作する

図1 さくらのクラウドAPIを使った処理の流れ

 「さくらのクラウド」では、HTTPベースで外部からクラウドの操作を行えるAPIが提供されている。APIを利用することで、スクリプトなどで仮想サーバーの作成を自動化したり、監視・管理といった用途を行うカスタムツールを作成できる。今回はこのさくらのクラウドAPIの概要と、さくらインターネットが提供しているコマンドラインクライアント「sacloud CLI」を使ってさくらのクラウドAPIを利用する例を紹介する。