米Red Hatは6月24日(米国時間)、PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)型クラウドサービス「OpenShift Enterprise 3」の一般提供を発表した。Dockerの対応を強化し、アプリケーションのライフサイクル全体を管理できるという。
Glusterの設立者が手がける「Amazon S3」互換のオープンソースオブジェクトストレージ「Minio」
オープンソースのクラウドストレージ技術ベンダー米Minioが6月17日、正式に発足を発表した。合わせて「Amazon S3」とAPI互換の「Minio Server」を公開、クライアントとライブラリも入手できる。
VMwareベースの仮想環境をOpenNebula上に容易に移行できる「vOneCloud 1.6」
スペインOpenNebula Systemsは6月11日、VMwareのvSphereやvCenterなどを利用して構築された仮想環境をオープンソースのクラウド環境であるOpenNebulaに容易に移行できる「vOneCloud 1.6」を発表した。CentOS向けのアプライアンスとして提供する。
米MapR Technologies、Apache Hadoopの商用ディストリビューション「MapR 5」を発表
米MapR Technologiesは6月9日(米国時間)、Apache Hadoopベースの商用ディストリビューションの最新版「MapR Distribution 5」を発表した。Hadoop 2.7をベースとしており、単一クラスタ利用向けにリアルタイム機能などを強化している。
OpenVZチーム、コンテナ管理ツールなどVirtuozzo由来のツールをオープンソースで公開
OpenVZチームは6月2日、Virtuozzo(旧名称「Parallels Cloud Server」)のユーザースペースユーティリティ6種のソースコード公開を発表した。プロジェクトのWebサイトよりコードを入手できる。
XenServer向けのWeb管理インターフェイス「Xen Orchestra 4.0」がリリース
Xen Orchestra開発チームは5月29日、XenServer向けWebユーザーインターフェイス「Xen Orchestra 4.0」(開発コード「Double bass」)をリリースした。プロジェクトのWebサイトより入手できる。
米Intel、コンテナベースのディストリビューション開発プロジェクト「Clear Linux」を発表
米IntelがLinuxベースのコンテナ環境向けOSを開発するプロジェクト「Clear Linux Project for Intel Architecture」を立ち上げた。クラウドにフォーカスした取り組みで、仮想化向けのハードウェアアクセラレーションなどIntel Architecture技術の特性を生かしたOSになるという。
ベアメタル「Ironic」が正式導入された「OpenStack 2015.1(Kilo)」リリース
OpenStack Foundationは4月30日、オープンソースのクラウド基盤ソフトウェア「OpenStack 2015.1」(開発コード「Kilo」)をリリースした。ベアメタルサービス「Ironic」が正式に導入となったほか、IDサービス「Keystone」でのマルチクラウド環境対応など、既存コンポーネントの強化も行われている。
「Apache Hadoop 2.7」リリース
大規模データに向けた分散処理フレームワークであるApache Hadoop開発チームは4月21日、「Apache Hadoop 2.7.0」をリリースした。HDFSやYARNなどで機能強化が加わっており、JDKはバージョン7以上が必須となった。
ビッグデータ向け高速並列処理フレームワーク「Apache Spark 1.3」がリリース
大規模なデータ処理向けの汎用エンジン「Apache Spark」の開発チームは3月13日、最新版となる「Apache Spark 1.3」を公開した。DataFrame APIの導入など多数の新機能が追加されている。
Hadoop環境で利用できるデータベース「Apache HBase」、多数の変更が加えられたバージョン1.0をリリース
2月24日(米国時間)、Hadoopデータベース「Apache HBase 1.0」がリリースされた。「プロジェクトにおける大きなマイルストーン」とされており、7年間の開発の集大成であるとともに、先のメジャーリリースから多数の変更が加えられているという。
クラウド環境下でのアプリケーション実行フレームワーク「Apache Aurora 0.7」リリース、Dockerサポートを導入
Apache Mesosフレームワーク「Apache Aurora」開発チームが2月12日、最新版となる「Aurora 0.7.0-incubating」を公開した。Dockerコンテナのサポートがベータとして導入され、性能も強化されている。
Hadoop向けデータ処理・管理技術「Apache Falcon」がASFのトップレベルプロジェクトに
オープンソースプロジェクトの支援を行っている非営利団体The Apache Software Foundation(ASF)は1月19日(米国時間)、Apache Hadoop向けデータ処理・管理技術の「Apache Falcon」をインキュベーターからトップレベルプロジェクト(TLP)に昇格させることを決定したと発表した。
「OpenStack Days Tokyo 2015」、2015年2月3日・4日に開催
日本OpenStackユーザ会は11月25日、OpenStack関連カンファレンス「OpenStack Days Tokyo 2015」を2015年2月3日および4日に開催することを発表した。基調講演にはOpenStack FoundationのCOO、Mark Collier氏と、GMOインターネットの三木泉氏が登壇する予定。
Apache CloudStackの設定管理ツール「Apache CloudMonkey 5.3」リリース
Apache CloudStackプロジェクトは11月11日、Apache CloudStackの設定管理を行うコマンドラインツール「Apache CloudMonkey 5.3.0」を発表した。プロジェクトのWebサイトより入手できる。
米Joyent、コンテナ技術を活用するためのソフトウェア「SmartDataCenter」と「Manta」をオープンソースで公開
IaaSおよびPaaS事業者の米Joyentは11月3日、「SmartDataCenter(SDC)」と「Manta Storage Service」の2種類の技術をオープンソースとして公開した。共にコンテナ技術を活用するための管理ツールで、オープンソースにすることでコンテナベースのアーキテクチャの受け入れを促進する狙い。
英Canonical、OpenStackディストリビューションのベータ版を発表
Linuxディストリビューション「Ubuntu」を開発する英Canonicalが10月28日、OpenStackディストリビューション「Canonical Distribution of Ubuntu OpenStack」を発表した。ストレージ、ソフトウェア定義ネットワーク、ハイパーバイザーを選択するだけでOpenStackを使ったクラウド環境を容易に作成できる。
「OpenStack 2014.2 Juno」公開、データ処理サービス「Sahara」が正式版に
オープンソースのクラウド基盤「OpenStack」の開発母体であるOpenStack Foundationは10月16日、最新版となる「OpenStack 2014.2」(開発コード「Juno」)をリリースした。データ処理サービス「Sahara」プロジェクトが正式プロジェクトとなり、ネットワーク仮想化機能「NFV」の初期サポートも加わっている。
米Hortonworks、Hadoopデータプラットフォーム「Hortonworks Data Platform 2.2」ベータ版を発表
分散処理フレームワーク「Apache Hadoop」技術ベンダーの米Hortonworksは10月15日、オープンソースのHadoopデータ処理基盤「Hortonworks Data Platform(HDP)2.2」を発表した。技術プレビューを同社Webサイトよりダウンロードできる。一般公開(GA)は11月の予定。
コマンドラインツール「sacloud」でさくらのクラウドを操作する

「さくらのクラウド」では、HTTPベースで外部からクラウドの操作を行えるAPIが提供されている。APIを利用することで、スクリプトなどで仮想サーバーの作成を自動化したり、監視・管理といった用途を行うカスタムツールを作成できる。今回はこのさくらのクラウドAPIの概要と、さくらインターネットが提供しているコマンドラインクライアント「sacloud CLI」を使ってさくらのクラウドAPIを利用する例を紹介する。