SSDやioDriveといった高速ストレージの性能をチェック――はじめての「さくらの専用サーバ」(4)

図1 Fusion-ioの「ioDrive2」。PCI Express接続の拡張カード上にフラッシュメモリ素子が配置されている

 現在多くのサーバーではストレージとして安価かつ大容量なHDDが採用されているが、さくらの専用サーバでは、ストレージとしてSSDやフラッシュメモリベースの高速ストレージと「Fusion-io ioDrive」なども選択可能だ。今回はこれらストレージの特徴と、その性能についてチェックしていこう。

サーバー間共有機能が加わった「ownCloud 7」

 ownCloudコミュニティは7月23日、オープンソースのファイル共有・同期ソフトウェア「ownCloud 7 Community Edition」をリリースした。異なるサーバー上のownCloudインスタンスとのファイル共有を可能にするサーバー間共有機能が追加されたほか。スマートフォンやタブレットといったモバイル端末のWebブラウザからのアクセスも容易になっている。

米NetflixがAWSセキュリティ設定追跡ツール「Security Monkey」を公開

 ネット経由でのDVDレンタルサービスやオンライン動画配信サービスなどを手がける米Netflixが6月30日、Amazon Web Services(AWS)における設定のモニタリングと分析を行うソリューション「Security Monkey」をオープンソースソフトウェアとして公開した。変更追跡システムとして利用できるもので、設定がいつどのように変更されたかを監視できる。

米Red Hatがオープンソースのクラウド管理ソフトウェアプロジェクト「ManageIQ」を立ち上げ

 米Red Hatは5月12日(米国時間)、米アトランタで開催中のOpenStackのイベント「OpenStack Summit」でオープンソースのクラウド管理ソフトウェア開発コミュニティ「ManageIQ」の立ち上げを発表した。ManageIQはRed Hatが2012年12月に買収したクラウド管理・自動化ソフトウェアベンダーで、今後はコミュニティベースでの製品開発を進めるという。

プロビジョニングを強化したクラウド管理ツール「OpenNebula 4.6」が公開

 オープンソースのクラウドコンピューティング管理プラットフォーム「OpenNebula」開発チームは4月29日、最新版となる「OpenNebula 4.6」(開発コード「Carina」)をリリースした。プロビジョニング機能の強化にフォーカスしており、リソースの割り当てなどが容易に行えるようになったという。