Google、ユーザーが自分の情報を公開できる「Google Profile」を発表――業界筋は「SNS市場参入の布石」と推測

 米国Googleは先週末、「Google Maps」や「Google Reader」のユーザーが、自分のプロフィールを第三者に公開できる新サービス「Google Profile」をひそかに発表した。この“発表”に気づいた複数のブロガーは、近くGoogleがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)市場に進出する可能性があるのではと推測している。

Google、Wikipedia対抗サービス「Knol」の計画を明らかに――各記事に著者名を明記するなどの新機軸を打ち出す

 米国Googleは12月13日、ユーザーが記事を寄稿できるオンライン百科事典的な新サイト「Knol」(unit of knowledgeを表す)を立ち上げる計画を明らかにした。既存のオンライン百科事典「Wikipedia」とは異なり、Knolでは記事に著者名が記載され、著者だけが記事内容の編集に責任を持つ。

米Google:最新ツールバー、試験版を公開

 米Googleは12月12日(米国時間)、インターネット・ブラウザーの機能を強化できるソフト「Google Toolbar 5」の試験版を公開した。06年7月に「Toolbar 4」を発表して以来の大幅改良で、「Google Notebook」を統合したことなどが特徴。当初は「Internet Explorer」用の英語版だけだが、いずれ他のブラウザー用や日本語版も登場するとみられる。

KontactをGoogleアプリと連携させる

 最近、GmailがIMAPに対応したことで、この強力なメールサービスとサードパーティ製クライアントとの連携性が高まった。そのうえGoogleは、おせっかいなご近所さんよろしく、GmailのIMAP機能を各種サードパーティ製クライアントで利用する手順まで用意してくれている。しかし、名の通ったクライアントが1つ忘れられている。KDEのPIMスイートであるKontactに付随するメールクライアント、KMailだ。また、Google CalenderやGoogle Readerなど、Gmail以外のサービスもKontactとうまく連携させることができるのだが、Googleはこの点にも触れていない。ここでは、そうした連携がどうすれば可能になるのかを見てみよう。

Google、700MHz周波数帯への競売参加を正式表明――「無線の世界でもインターネットのような開かれた世界を目指す」

 米国Googleは11月30日、米国連邦通信委員会(FCC)が2008年1月に実施する700MHz無線周波数帯の競争入札に参加する意向を正式に表明した。Googleは、700MHz周波数帯競争入札への参加申請を12月3日に提出する予定だ。なお、今回の申請はGoogle単独で行うという。

ITマネージャがAndroidに注意を払わなければならない5つの理由

 この1週間ずっとデータセンターに缶詰になっていたのでなければ、Googleの最新の事業のことは先刻ご承知だろう。Androidというオープンソースの携帯電話プラットフォームのことである。2年以上前にGoogleが謎めいた携帯電話ソフトウェア会社を買収したときには、Googleはそのうち携帯電話事業を始めるつもりだろうというのが大方の見方であった。憶測が熱狂に達したとき、Googleは携帯デバイスのオープンスタンダードを普及させたい旨を告知し、それを推進するためにAndroidを発表した。