Monday Minute:先週末のニュースから 12/19公開

 週末をGoogleで検索したり雪かきしたりして過ごした人のために、見逃したかもしれないニュースを3本お届けする。
  • Google Calendarに予定を書き込み、BlackBerryでチェックする。便利で、以前からそのような使い方をしている人は多かろうが、予定を相互に取り込むことはできなかった。それができるようになったという嬉しいニュース。Googleのサイトにある無償の同期ツールをダウンロードすると(無線かUSBケーブルでコンピューターと接続する)、BlackBerryのカレンダーに書き込んだ予定が自動的にGoogle Calendarにも取り込まれるようになる。ただし、注意点が一つある。BlackBerryに書き込んだ予定はすぐにGoogle Calendarに反映されるが、その逆には1時間ほどかかるのだ。端末のカレンダーをチェックするときは、毎回同期をとった方が無難だ。

  • インドはバンガロールの国際情報技術工科大学の初代学長Sowmyanarayanan S. Sadagopanによると、インドでは技術系教員が不足しており、そのため米国や英国の大学が分校を開設する動きが活発になっていると、Information WeekのSufia Tippuが報告している。それによると、35%と言われる大幅な教員不足の主因は2つ、「博士号所有者の不足と大学教員の給与水準が最低レベルにあること」。すでに米国のジョージア工科大学がハイデラバードに分校開設の準備を進めており、来年には、ハーバード、コーネル、パデューなど、多くの大学が追随するという。しかし、お役所仕事と審査に時間がかかるため、インドで外国の大学が開校するのは長期戦になるだろうとSadagopanは述べている。

  • セキュリティー技術会社のOPSWAT, Inc.が、ウィルス対策アプリケーションに対する認定サービス「OESISOK Interoperability Certification Program」を開始すると発表した。ウィルス対策アプリケーションがネットワーク接続機器で問題なく機能することを保証する。同社Webサイトによると、デスクトップ向けウィルス対策アプリケーションが「さまざまなネットワーク接続機器やシステムの健全性を検証するソリューションと適合性があること」を検証し、確認されたものに対してOESISOKを認定する。「エンドポイントのセキュリティー・アプリケーションがさまざまなメーカーのネットワーク・インフラストラクチャー・ソリューションと共に適切に機能することを保証しIT管理者が安心して使えるようにする」ためだそうだ。

ITManagersJournal.com 原文