HDE、メールに特化したゲートウェイ型ウィルス対策ソフト

 ホライズン・デジタル・エンタープライズ(HDE、小椋一宏社長)は、メール(SMTPプロトコル)のウィルススキャンに特化したゲートウェイ型ウィルス対策ソフト「HDE Anti-Virus 4.5 SMTP Gateway」を2月27日に発売する。同社のパートナー・ソフト販売代理店を通じて販売する。ライセンス価格は通常版が15ユーザー6万3000円から、乗換版が15ユーザー3万1500円から。

HDE、大規模メール配信システム新版 PostgreSQL 8.1採用で高速化

 ホライズン・デジタル・エンタープライズ(HDE、本社:東京都渋谷区)は、PostgreSQLやTomcat、qmailなどのオープンソースソフトを組み合わせた大規模メール配信システムの最新版「HDE Customers Care 4」を2007年2月28日発売する。内部データベースをPostgreSQL7.2から8.1にアップデートして、処理性能を30%向上させたという。

TSB、内部統制で利用できるメール・アーカイブ・ソリューション

 TISソリューションビジネス(TSB、稲葉誠之社長)は1月9日、大量の電子メールをリアルタイムで圧縮・蓄積し、内部統制で監査証跡として利用できるメール・アーカイブ・ソリューション「ZipLip」を発売したと発表した。ライセンス価格は500ユーザーで700万円から。3年間で20億円の受注を見込む。

テキストベース電子メールクライアントへの回帰計画

最近私は、素朴なテキストベースの電子メールクライアントに回帰することを真剣に検討している。これまでメインに使用してきたのは安定性に優れたSylpheedであったが、以前行っていたxterm上での電子メール閲覧というスタイルに戻る可能性を確認する目的で、今回はテキストベースの電子メールクライアントの現状を調査してみることにした。候補に上げたのは、Pine、Cone、Mutt、nmhというアプリケーションである。今回は自分の用途に適したものという条件で選別したため、最終的にはMuttがトップにランクされたが、ライセンスの形態さえ気にならなければPineを使ってもいいだろう。

Thunderbird 2.0の先行レビュー

数カ月をかけて開発が進められてきたThunderbird 2.0であるが、その正式リリースが間近に迫りつつある。既に先週、Mozilla FoundationからはThunderbird 2.0ベータ版の初回リリースが行われており、私もそれ以降のメール管理をこうしたベータ版で行ってきた1人だ。今回の新規リリースでは、タグ付け、履歴移動、着信通知、機能拡張の管理などに、様々な機能の追加ないし改善が行われている。確かにThunderbird 2.0にはそれほど斬新的な新機能は装備されていないが、Thunderbird 1.5系の長所を踏襲した堅実な改良版であると評価して良いだろう。

ログイットとMSOL、全文検索機能付きメールアーカイブ専用アプライアンス

 インフォコムのグループ会社ログイット(立古史朗社長)と丸紅ソリューション(MSOL、吉光澄社長)は、簡単に導入・運用が可能なメールアーカイブ専用アプライアンス「ウチノBossメール」を12月14日に発売した。製品開発はログイットが、販売・保守はMSOLがそれぞれ担当する。

キヤノンシステムソリューションズなど、メールフィルタリングソフト

 キヤノンシステムソリューションズ(浅田和則社長)とNECソフト(池原憲二社長)は、電子メールフィルタリングソフト「GUARDIANWALL(ガーディアンウォール)」の新版Ver7.0と、Webフィルタリングソフト「WEBGUARDIAN」を統合管理する「GUARDIANSUITE(ガーディアンスウィート)」の新版Ver4.0を、07年1月10日に発売すると発表した。

Gmailに付加機能を与えるナイスなGreasemonkeyスクリプトたち

私はGmail愛用者の1人だ。通常のメールソフトはほとんど使っていないに等しく、私が別に持っている個人アカウントへ送られてくる電子メールはGoogleのメールアカウントに転送させているくらいである。特に気に入っているのがラベル機能とチャット機能で、後者の場合、チャットデータをメールアーカイブ中に保存できる点が素晴らしい。そして最近発見したのだが、Greasemonkeyスクリプトの中にはGmailの操作性をより一層向上させるものが用意されているのだ。