JPRS、メールの日本語ドメイン名URLをクリック表示するための指針を公開
日本レジストリサービス(JPRS、東田幸樹社長)は12月27日、電子メールの本文中に書かれた日本語ドメイン名のURLを、クリックで簡単にアクセスできるようにするための開発者用ガイドラインを公開したと発表した。
ガイドラインには、通常URLに使われた場合、電子メールソフトでは認識されず、クリックによるブラウザ起動ができない場合が多い日本語ドメイン名について、電子メールソフトの認識とブラウザとの連携方法を記載した。ガイドラインに沿って電子メールソフトを開発することで、メールに書かれた日本語ドメイン名のURLからサイトの参照が可能になる。
JPRSでは日本語ドメイン名のURLからウェブへのアクセスが可能になれば、アルファベットや数字のドメイン名と同程度にまで利便性高めることができると見ており、今後は電子メールソフトの開発者と連携を取りながら、ガイドラインに準拠したソフトウェアの開発を推進する。
また、ガイドラインを使って日本語ドメイン名URLがクリックで表示可能となった電子メールソフトについてJPRSのホームページなどで紹介していく方針。
日本レジストリサービス=http://jprs.co.jp/
提供:BCN