キヤノンシステムソリューションズなど、メールフィルタリングソフト

 キヤノンシステムソリューションズ(浅田和則社長)とNECソフト(池原憲二社長)は、電子メールフィルタリングソフト「GUARDIANWALL(ガーディアンウォール)」の新版Ver7.0と、Webフィルタリングソフト「WEBGUARDIAN」を統合管理する「GUARDIANSUITE(ガーディアンスウィート)」の新版Ver4.0を、07年1月10日に発売すると発表した。

  「GUARDIANSUITE」Ver4.0は、フィルタリング機能で保存や保留をしたメール、およびWebメールに対して管理者が実施した閲覧や監査の処理を記録可能。また、管理者による管理サーバーへのログイン/ログアウト、ポリシー変更などの各種運用操作も記録し、監査証跡として管理できる。これにより、管理者が行った操作に対しても監査を行える。このほか、人名や地名・郵便番号・口座情報などを登録した辞書を搭載し、メールと照合させて個人情報を含む度合いをスコア付けする機能を追加した。

 オプション製品として販売していた、全文検索機能付き保存メール管理システムを標準機能として組み込んだAdvancedモデルと、全文検索システムを含まないStandardモデルを設定し、新しい価格体系で販売を開始する。販売目標は「GUARDIANWALL」と「GUARDIANSUITE」を合わせて、販売開始から3年で1000社への導入を見込む。

 税別価格は、「GUARDIANWALL」Standardモデルが50ユーザーで96万円から、同Advancedモデルが50ユーザーで130万円から。「GUARDIANSUITE」Standardモデルが50ユーザーで162万9000円から、同Advancedモデルが50ユーザーで193万5000円から。このほか年間保守料金が必要。

キヤノンシステムソリューションズ=http://www.canon-sol.co.jp/
NECソフト=http://www.necsoft.co.jp/

提供:BCN