RSAセキュリティとktk、メールの電子署名と暗号化ソリューションで販売提携

 RSAセキュリティ(山野修社長)はケイティケイ(ktk、伊藤主計社長)とメールの電子署名・暗号化ソリューションの販売で業務提携したと発表した。

 両社はRSAの「RSA BSAFEフィッシング対策ソリューション」、ktkのメール電子署名付加サーバーと暗号化サーバーソフトで構成する「SPIS-BOX(スパイス・ボックス)シリーズ」について、共同でマーケティングを行い、販売先を開拓する。

 「SPIS-BOX」は、ktkが06年11月22日にサン電子から著作権と商権を譲り受けて販売を開始した。同シリーズの電子署名やメールの暗号化機能を担うS/MIME実装用ライブラリ「S/MIMEエンジン」の開発には、RSAセキュリティの公開鍵基盤(PKI)用のアプリケーション開発キット「RSA BSAFETM Cert-C」が使われている。

 RSAでは「S/MIMEエンジン」を「RSA BSAFEフィッシング対策ソリューション」のコンポーネントの1つとしても販売していく。会員向けの電子メール配信でフィッシング詐欺対策を必要する金融機関やインターネットショッピングサイトなどを対象に売り込む。

RSAセキュリティ=http://www.rsasecurity.co.jp/
ケイティケイ=http://www.ktk.gr.jp/

提供:BCN